ミャンマーに防災ワークショップを届ける:Open Space+

2015/2016年度ミャンマー、タイ・フェロー 活動内容 ミャンマーでの防災ワークシュップの開催 詳細 Open Space+は、ミャンマー、タイフェローによる共同のアクションプランです。フェローは、HANDs!プロジェクトで学んだ日本の防災知識、タイで広がっている防災活動の紹介を通して、ミャンマーにも防災に関する人材の育成と防災知識の伝達を目的に4日間のワークシュップを開催しました。ワークシュップ前半部分では、HANDs! Projectの永田宏和・総合アドバイザー[F1] らも登壇し、日本の防災活動の紹介が行われました。その後、バンコク日本文化センターが中心となってタイで広めている防災イベントのアラームキャット・キャンプのデモンストレーションも子どもに向けに実施されました。後半部分では、フェローがファシリテートして、ワークシュップ参加者の大人と子どもが自分たちで防災教育プログラムを開発。最終日には、地元学校や村の子ども約40人に向けて、地元の人々によって新たに開発された5つの防災教育プログラムが行われました。参加者からは「防災教育プログラムの内容を持ち帰り、地元でも実施していきたい」との声が聞かれました。

ミャンマーに防災ワークショップを届ける:Open Space+
ミャンマーに防災ワークショップを届ける:Open Space+

通学バッグにもなる防災キット: HAND BAG

2015/2016年度フィリピン・フェロー 活動内容 防災グッズにもなる勉強道具入りの通学バックを作成・配布 詳細 フィリピンでの貧困層の子どもは、家庭の経済状況から通学に必要な物を揃えられず通学出来ないことが多く、通学できたとしても防災情報が学校で教えられていることは少ない。そういった状況を少しでも変えようと、HAND BAGは立ち上げられました。フェローは、ペンなどの勉強道具を、工夫を凝らして防災グッズとしても使えるように作成。HANDs!のロゴがプリントされたバックに、防災情報が記載されたノート、フラッシュライト付のペン、応急処置に使用できるペンケース、ホイッスルなどを詰め、2013年10月にマグニチュード7.2の地震で被災したボホール島のろう学校で配布しました。配布時には、聴覚障害があるため一般の子どもよりも災害・防災情報を得にくい子どもに向けて、分かりやすく防災情報の講義や防災イベントも実施しました。HAND BAGはフィリピンの学校の新学期が始まる毎年6月にバックの配布を続けていく予定です。フィリピンでは近年地震が頻発しており、多くの学校からイベント実施の要請が届いており、2017年にはミンダナオ島のスリガオやラナオなどでのバック配布をする予定です。

通学バッグにもなる防災キット: HAND BAG
通学バッグにもなる防災キット: HAND BAG
カードゲーム付防災コミック:The Adventures of Bunny & Nao
カードゲーム付防災コミック:The Adventures of Bunny & Nao