40代のヘアスタイルが悩ましい。ひとまずゲゲゲの鬼太郎になりました

『妖怪まんだら 水木しげるの世界』より(別冊家庭画報)

アラフォーって何歳から何歳まででしょうか?
(5を過ぎたらアラフィフ?)
ここ2~3年、ヘアスタイルがいろんな意味でキマらないのが悩みです。
しばらく考えたのち、これは年齢による髪質の劣化としか思えず、きっと髪型が間違っているのだ、という結論が出ました。

30代から40代アタマまでは、パッと思いついた云い方をしてみると、
ビヨークの『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のセルマの髪型をもっと猫っ毛でぐんにゃりさせた感じ(ビヨークファンの方ごめんなさい)、または、『スウィッチ』の頃のエレン・バーキンみたいな(バーキンファンの方ごめんなさい)、とにかく、前髪のあるロングヘアーでした。
これは、わたしのようなクセ毛にはたまらなく楽ちんなスタイルで、なんとなくうまくできた場合(ヘアセットの腕ではなくてその日の湿度による)は、クシャっとラフな感じが出るし、なんでもいいやという時にはお団子にすれば何本かくるくるの毛が無造作に落ちてこれまたラフにまとまり、技術も手間もいらないから大好きだったんです。

40代は、この「ラフ」というのがダメなんだ。
髪の毛にはりこしがない人にとってのラフとは、鏡を見ないまま家を飛び出してきちゃった痛いオバさんなのであ〜る。
やっぱり、切らなきゃだめですか?
短く、切らなきゃだめですか??

と、まあ、そんなわけで、肩までのボブにしました。
切ったら、軽いです。
おまけにアタマにアンテナが立ちました。髪の毛が敏感になったのです。

で、気づく。これって、ゲゲゲの鬼太郎では!?
鬼太郎の髪の毛って、敵の妖怪の気配を感じると逆立ちますよね。アレができるようになりました。いや、昔はわたしもできていたんだ。
髪の毛はもともとアンテナみたいなもので、ヤバい時に逆立ったり、いい恋愛をするとツヤツヤになったりするものです。実際、逆立ったこともあるし、逆立った人を見たこともあります(ツヤツヤもあるってば)。
失恋したら切るという話もありますね。
この敏感な感じ、何歳以来かなあと考えてしまうほど、忘れていた感覚。体調が悪いと髪の毛に触りたくない、つまらないことをしなくてはならないと(例えば仮病のためドタキャンとか)頭のてっぺんが痛くなる、白髪染めをしたくなくなったなどなど。
髪の毛はいろんなことのセンサーだったんですよね。

どんなに長くても髪の毛の先まで栄養がいく若い頃ならロン毛でもバイブレーション感度良好なのでしょうが、なんかキマらない、と感じていたここ数年のわたし、どこか鈍感に生きてきたに違いありません。
ヘアスタイルって、男性でも女性でも、方向性を示すと思うんです。
方向性が見えないから、テキトーな方向にしか進まない、テキトーな方向しか示していただけない。
いやはや、危ない危ない。

ヘアスタイルの方向性は、ひとまず鬼太郎で決まりです。

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