「Mediumってなに?」が説明できない問題
以下の文章、結論はありませんのであしからず。
今年に入ってから、Mediumの英文投稿をあれこれと翻訳しています。数にして30本弱。「翻訳しました~」とFacebookやTwitterでちょくちょく宣伝してるかいもあってか、友人の間でも「翻訳やってるんだね~」と認知していただけている様子。
で、そういった人たちと実際に会ったときに、「Mediumってなに?」という質問をよくもらいます。そのたびに相手の反応を見つつ説明を試みるのですが、いままでうまくいったためしなし……
創業者の経歴そのままに、「BloggerとTwitterを足して2で割ったのがMedium」という雑な説明が実はぴったりかもなぁと思う一方、それだと大半の人を置き去りにしてしまいそうです。
また、肝心の創業者の意図や、Mediumの主戦場である英語圏での扱われ方はというと、
- パブリッシャーであり、
- プラットフォームであり、
- ネットワークである
ということのようですが、これもまた「ピンとくる人どのくらいいるのよ、この説明」という感が否めません。
Medium≒『意識高い』アメブロ!?
Medium Japanの中の人としては、「Mediumはブログです。」という説明はできれば避けたい。じゃあ、どんなふうに説明すれば……1つ思いついたのがアメブロ。そう、芸能人公式ブログで有名なアメーバブログです。
アメブロには、
- 公式ブログに日記を投稿する有名人(タレントやスポーツ選手)
- 有名人日記を目当てに集まる人たち
- 有名人日記を模倣する形で自分の日記を投稿する人たち
の3者が形成する大きなコミュニティ、ネットワークができあがっていて、これはアメブロ運営の狙い通りだと思います。一方のMediumはというと、
- 公式パブリケーションに投稿する著名ライターや投稿を編集する著名編集者(いずれもMediumとの雇用関係あり)
- それらの投稿を目当てに集まる人たち
- それらを模倣する形で記事を投稿する人たち
このように、アメブロと似たような構図があるんですよね。Mediumは意識高い系の投稿が多いから、Medium≒『意識高い』アメブロ!?いや、違うか……
Originally published at blog.harupong.com.