「同行二人」と”You’ll Never Walk Alone”

ちょっとこじつけのような話をひとつ記してみる。

昨日「同行二人(どうぎょうににん)」という言葉があることを知った。いまこの言葉をウェブで調べると次のような意味が見つかる。

「四国巡礼の遍路などがその被る笠に書きつける語。弘法大師と常にともにあるという意」

さて。この言葉を知ったのは真言密教のさるお寺の御住職と話していたなかでの出来事。どういう文脈でそれが出てきたか、といったことはうまく思い出せない・・・うまく思い出せないのは、久しぶりに口にしたアルコールがすでに身体中を駆け巡っていたからで、そういう状態だったから、私の頭の中もヒューズがとんでいた・・・どこかで回路がショートサーキット(不良接触)していたのかもしれない。そんなせいか、この言葉を耳にして「ユー・ウィル・ネバー・ウォーク・アローン(”You’ll Never Walk Alone”)」という古い歌のことがとっさに頭に浮かんできた。

“You’ll Never Walk Alone”で検索してみると、いろんな情報が引っかかってくる。希代のソングライターである「オスカー・ハマースタイン2世」がもともと「回転木馬」というミュージカルのために作詞した曲であるとか、リバプールFC(英プレミアリーグ)のサポーターが一丸となって歌う応援歌であることなど。

そういう諸々は検索で簡単に見つかるからさておくとして。

言葉の持つ力強さを実感させるこの歌詞におもわず涙腺が緩んでしまうのは、やはり年齢をとったせいかもしれない・・・。

You’ll Never Walk Alone

When you walk through a storm
Hold your head up high
And don’t be afraid of the dark
At the end of a storm
There’s a golden sky
And the sweet silver song of a lark

Walk on through the wind
Walk on through the rain
Though your dreams be tossed and blown
Walk on, walk on
With hope in your heart
And you’ll never walk alone
You’ll never walk alone

(Oscar Hammerstein Ii / Richard Rodgers © Imagem Music Inc)

「嵐のなかを進んで行くときには、顔を高く上げ、そして暗闇を恐れるな/嵐がやめば、金色に輝く空が広がり、ヒバリの甘い歌声が聞こえてくる(はずだから)/風のなかを歩き続けるんだ、雨のなかを歩き続けるんだ/たとえ夢が粉々になり、風に吹き飛ばされたとしても/歩き続けよう、歩き続けよう/胸に希望を持ち続けながら/そうして、自分がひとりで歩いているわけではない(そのことを忘れずに)」

人生が冒険(adventure)であり、あるいはお遍路のようなものであるとすれば、「同行二人」というのは、忘れずに心のどこかに置いておきたい言葉・・・とそんなことを思った次第。

    小人閑居して・・・

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