中判フィルムカメラ Mamiya M645 SUPER とレンズセットを購入した

Mamiya M645 SUPERとレンズセットを中古で手に入れた。645フォーマットの中判フィルムカメラである。

プリズムファインダー、ワインダーグリップ、予備のフィルムバック、そしてストラップ付き。状態が良くて外観のスレなどはまったくなかった。

レンズは別で売っていた4本セットを購入。55/2.8, 80/4 (macro), 110/2.8, 210/4の4本。

80mmレンズ（35mm換算50mm相当）の開放は4という暗めのレンズだが、普段は5.6〜16が多いので問題なし。

写り

まだ扱いに慣れてなくてあまりいい絵が撮れていないのだけど、渋谷や井の頭自然文化園で試し撮りしてきた。

レンズは標準相当の 80mm や 望遠レンズの 210mm (35mm換算130mm相当) を使った。望遠レンズを使うのは初めてだったけど、動物を遠くから捉えるにはちょうどよかった。

カラーフィルム

フィルムは期限切れの Ektar を使った。15〜16時ごろの陽が落ち始めるころで、この時間帯は露出決定に慣れないんだけど、思いのほか綺麗に写っていた。

モノクロ

ARISTA EDU ULTRA 400とILFORD HP5 PLUS400を使った。眠たい写真もあるが、カピバラの毛の硬さなどは、よく写っているように思う。

レンズは良好。中判らしい解像感のある写真が撮れていると思う。

645フォーマット について

645フォーマットは35mm判ともスクエアとも違う4:3の構図で慣れがいる。

動物は撮りやすく感じた。645は35mmより縦横比が小さく、ずんぐりとした構図だが、動物の場合は収まりが良かった。645の方が枠いっぱいに捉えやすいと思う。ただし動かれると枠からすぐはみ出てしまうので、よく動いたりする動物は35mm判が良いのかもしれない。

ワインダーグリップへのぼやき

ワインダーグリップは自動巻き上げ機能がついているんだけど、時々巻き上げに失敗する。古いカメラなのでしょうがないけど、次の1枚を切るのに手間がかかってしまうのだった…。

巻き上げクランク買って、手動巻き上げも出来るようにしておかないとなあ。

ちなみにワインダーグリップは単三電池が6個も必要だったりする。取り付けるとなかなかのズッシリ感。

何はともあれ、ペンタコンシックスに次ぐ中判カメラを手に入れて満足。