Lomo’Instant Square (LISQ) を応援する

OKUMURA Takahiro
3 min readOct 1, 2017

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ロモグラフィーの Lomo’Instant Square (通称 LISQ) は、スクエア写真が撮れるインスタントカメラだ。クラウドファンディングでプロジェクトを実施し、既に目標の440%を超える支援を集めている。

私も MotionGallery 限定カラーで応援した。金額は2万とすこし。届くのは来年4月ごろらしい…まだまだ先だが気長に待とう。

LISQ のフィルムは SQ10 の Fujifilm Instax Square を使う。SQ10 とも悩んだが LISQ を選んだ。

LISQ はひたすら「アナログ」だ。撮影後の編集なんて効くはずもないし、カラーフィルターをレンズに取り付けるアタッチメント機構なんておもちゃみたいだ。しかし、そこから生まれる個性的な写真は大変好ましい。

これは LISQ だけでなく他の Lomo’Instant 系列にも言える。Instax フィルムを使いながらも Lomo の写真は個性的だ。時々めちゃくちゃなのもある。ロモの「10ゴールデンルール」に顕れるスタンスなのだろう。

フィルムカメラ・ライフ(玄光社MOOK)』のスペシャルインタビューで、10ゴールデンルールはフィルムでしか表現できないルールが多いと語られている。

特に、RULE #9 の「何が写ったか、わかんなくてもOK!」はよい。デジタルカメラの画質だと、何かをしっかり記録したくなってしまう。手ブレは悪。しかし、ロモはそんな「悪例」も認めてくれる(気がする)。ロモのモットー “Don’t Think, Just Shoot” ってやつだ(たぶん)。

ロモはアナログ写真もフィルムも応援している。この姿勢が好きだ。今回、LISQ を応援したのは、そんなロモの精神を知ったことがキッカケだ。

LISQ のクラウドファンディングの募集はあと10日。すでに目標金額を達成してはいるし、待っていれば一般販売される可能性もあるが、ロモの精神を — — アナログ写真とフィルムを応援したい人はまだ10日もチャンスがあるよ😉

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OKUMURA Takahiro

Software engineer. Satoru-Watanabe’s Workshop 2B 57th.