伝えたいこと・伺いたいこと

正直、私は話すことが苦手です。何を伝えてよいか迷うことばかり。「自分の話など興味をもって聞くわけないだろう」と感じます。
しかし、マーケティング業務を通じてセミナー・カンファレンスなどで登壇させていただく機会が増えてきて、仕事だ!自分のためにもなる!と言い聞かせて対応しています。その時の自分の中で話す理由は4つ。
- 「属している企業のブランド向上」
- 「聞きたいと思ってもらえる参加者の役に立ちたいため」
- 「トップレベルのマーケターの話を直接聞ける位置にいたいため」
- 「登壇すると、それ以上の価値ある情報(出会い)をもらえるから」
登壇準備には(ご経験された方はわかると思いますが)実際に話す時間の5倍~10倍時間をとります。通常の業務をやりながら、登壇準備をします。正直大変です。セミナーの趣旨、参加者の属性など含めながら準備をします。アイデアが浮かばないときは不安にもなります…。
実際に登壇しながらも参加者の反応が気になります。自分は登壇者に向いてないなぁ…と思うことも多いです。
でも、ご依頼いただいて受けるのは先ほど挙げた通り
・「属している企業のブランド向上」、「聞きたいと思ってもらえる参加者の役に立ちたいため」、「トップレベルのマーケターの話を直接聞ける位置にいたいため」、「登壇すると、それ以上の価値ある情報(出会い)をもらえるから」
の4つです。
そんな時に、今回久しぶりにモデレータとして参加させていただいた「アドテック東京2016」。ここで自分なりに新しい発見がありました(今さらながら)。
本セッションは、「いちばんやさしい(だけど大切な)」セッションを目指します! 新しいデジタル技術・サービスが出ると注目を集めます。もちろん新しい技術を活用することは重要ですが、いつの間にか導入することが目的になり、本来の目的を見失ってし…www.adtech-tokyo.com
イベントが終わってから達成感と不完全燃焼の感じが混じった感覚で何だかモヤモヤしていたのですが、後日、中村あきらさんのブログを読んで解けた感じがしました。
今回も「アドテック東京」公式スピーカーに選んでもらった。 しかし、今回は公式モデレーターという役割だ。 モデレーターとは、パネルセッションを回す人のことだ。 公式モデレーターはどんなふうに準備しているのか、どんなふうに当日を過ごすのか質…www.akiradrive.com
●以下、中村あきらさんのブログより抜粋・引用
アドテック公式モデレーターをやるメリットとは?
後述するが、公式モデレーターは公式スピーカーよりも大変だ。それゆえに、遠慮する人が多いという。
しかもモデレーターは話を回す立場なので、自社のことはほとんど話ができない。
大変なのに、自社のアピールがまったくできない?
だとしたら公式モデレーターのメリットとはいったい何なのだろうか。
毎年、名モデレーターとしてアドテックで活躍して、ぼくも尊敬してる二人に聞いてみた。
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何よりも毎年出れるし事務局側から求められるというところに尽きる。テレビの番組でも、ずっと出てる人っていうのは派手な人じゃなくて制作側の意図をくみ取ったうえで回す人だよね。
アドテックでもその年フューチャーされた人は出てくる。でも来年もまた話せるようなネタがあるかっていうと難しいし、毎年ってなると超一流の経営者ぐらいなんじゃないかな。
これだけ超有名な人が毎年出ている国際的なカンファレンスに毎年横並びに名前を出せるって言うのは、相当な価値があることなんだよ。
アジャイルメディア・ネットワーク CMO ブロガー 徳力 基彦さん
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何よりも人脈だよね。モデレーターができるっていうのは、自分が会いたい・仲良くなりたい人を選ぶことができるだよ。
しかも、一回合うだけじゃなくて、何回もミーティングを重ねられる。
上場企業の経営者、旬な経営者、最先端のテクノロジーの研究者、日本の最高の知能をもった教授。
そんな人たちと深くつながる機会なんてそうあるものじゃないよ。
アビームコンサルティング 本間充さん
自分が積極的に情報発信できなくても、現在最前線で活躍されている方や尊敬する方の話をコーディネートさせていただくことで、自分も・参加者も貴重な話を伺うことができる!そういう役割があることをあらためて認識できました。

そうはいっても毎回モデレータなんて徳力さんや本間さんクラスじゃないと選抜されないですけれどね……。でも、その界隈に存在していたいわけですよ。何だか面白そうな・刺激的な情報が入ってきそうなこのエリアで、背伸びしながらもマーケターが集う環境に身を置くことで、次に自分が何をすべきかを気づかせてくれるのだと知りました。