「死ぬほど働く」ではなく『時間を忘れて熱中できる事』を見つけた人が成功する

Personal Venture Capital
3 min readNov 7, 2016

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下記の記事タイトルが誤解を与えるミスリードだと思っておりますが、この記事はあくまでVC(投資家)目線から記事で、スタートアップの人や、知らない人が「死ぬまで働かないといけない成功しない」と誤解して欲しくないので、記事を書きます。

別記事ですが、スタートアップ側のfreeeの佐々木大輔さんの言葉ですが、これが本質でスタートアップ側は、死ぬほど働いている意識はなく、熱中する仕事をやっているだけの感覚です。

当時僕がどういうふうに働いていたかっていうと、日曜日の夕方くらいに会社に来てですね、土曜日の昼に帰ると。

ずっとその間泊まり込みというか、そんなに寝てもないんですけども、ずっと会社の中で過ごす。それしてても、まったく飽きないくらい、のめり込んじゃったんですよね。

私が危惧しているのは「死ぬほど働く」を真に受けて、本当に死んだらダレが責任を取るかです。VCが責任をとれないなら、無責任な発言になります。

実際に自分の身の周りで、仕事に追い込まれて自殺した人がいますし、自分のつねに自殺を考えるくらい追い込まれた経験をしているから、簡単に「死ぬまで働く」と言葉に敏感になっている部分もあります。

アンリさんが悪いではなく、この場や冗談的なニュアンスで発言だと思いますが、「死ぬほど働く」だけの一人歩きすると、影響力があるVCの言葉をスタートアップの若い人が鵜呑みにしたり、スタートアップを知らない人が、スタートアップ=ブラックとカン違いして欲しくないです。

伝えたいことは、スタートアップは、ブラックでも何でもなく、上から与えられた仕事をやるのではなく、『時間忘れて熱中できる仕事』、生涯を通じて解決した問題やミッションを見つけた人が、24時間をかけても足りないくらいの情熱で仕事ができる、その分短期間で急成長していることです。

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