やっぱ自然が好き

ザリガニ釣りに、ベーゴマに、スイカ割りに、流しそうめん。

先日は住んでいる地域のイベントに参加してきました。

会場の公園はあまり綺麗ではなく、どちらかというと少し寂れた感じ。

でも、入った瞬間、周りの建物や車の音もなく、代わりに様々な木々や草、池が見えてきます。

耳を澄ますと、

「ヴォー、ヴォー」

とウシガエルの声が響いています。

木には消防車のホースで使いそうな頑丈なものが吊り下げられ、ブランコになっています。


いよいよイベント開始。

息子はザリガニ釣りをやり、娘はパン作りに挑戦です。

僕は息子とザリガニを探しに、池に向かいます。

ザリガニ釣りって、小学生のとき以来やっておらず、すっかり何をどうすればいいのかわかりません。

スマホさんと相談しながら、ザリガニは草や石の裏に隠れているとの情報を知りました。

で、しばらく自分たちで探しつつやっていたのですが、いっこうに釣れる気配がありません。

遠くのほうで「釣れた!」という声が聞こえ、僕らもそっちへ向かいます。

そこには何匹もザリガニがいます。

ザリガニのいるほうへ、スルメのついた糸を垂らします。

すると、面白いぐらいに食いついてきます。

完全に童心に返り、息子の釣竿を貸してもらって自分も釣り上げます。

釣れたときの感覚、ザリガニを手でつかんだ感触、ザリガニや池が発する匂い、を感じました。


普段は家の中でゲームに夢中な息子も、五感を感じながら、少し昭和の匂いのするひとときに浸かりました。

自分も普段はデジタルな仕事をしているぶん、自然の中に入ることでよいデジタルデトックスになりました。

自然の中で過ごしたときは、あまり何も考えず、ただただ自然の中に浸かり、五感で感じました。

日々の生活が嘘のように、そこにはゆっくりとした時が流れていました。

やっぱ自然が好き。

心の中でそんな声が響きました。

佐々木秀和 Hidekazu Sasaki

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WEB制作会社でのディレクターを経て、事業会社でディレクターをしています。表側(お客さま)の世界と裏側(運営者)の世界とをつなぐお仕事です。太鼓や篠笛を聞くのが好きで、休日は家庭菜園などオフラインの世界にどっぷりと浸かります。