停電という特別なイベント

先日、我が家は停電になりました。

「きゃー」「こわいー」

子どもたちが騒ぎ出します。

僕はスマホをサッと取り出して、スマホのアプリ「懐中電灯」をつけます。冷静に周りの家はどうか、ブレーカーは落ちていないか、を確認します。

我が家をとりまく一帯が暗闇に沈んでいることがわかりました。

停電が起こることは年に一回あるかないかで、日本の電気供給網のすごさを感じます。


ふと自分の子ども時代を思い出します。

停電が起こると、まずスマホなんて便利なものはありません。

まったくの暗闇状態で、親がローソクをとりに行きます。

「いてっ!」

誰かを踏んだり、少しだけ事件を起こしながら。

急に起こる停電とイベントに、怖さがありながらも、キレイなローソクの火を眺める時間は特別感がありました。


とても便利になった日本。その便利さに感謝をしつつも、少しだけ寂しさも感じるのでした。

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