楽しみながら組織に浸透させる工夫

先日見た映画「ちょっと今から仕事やめてくる」では、行動規範を皆で唱和するシーンが出てきます。

これを見て、自分が最初に就職した会社と重なりました。この会社では、新人は寮に入り研修期間を過ごします。数十人の同期と供に過ごすのはとても良い思い出に残っています。

辛かったのは、朝5時に起きて、外に出て社是を皆で大声を張り上げて読み上げるのです。

今思えばご近所迷惑なのではと思うのですが、毎朝何度も何度も読み上げていました。

おかげで退職して10年以上が経つのですが、断片的に内容を覚えています。

じゃあこの社是が実際の実務にまで落とし込まれているかというと、現場研修を行った際には、社是を見ることすらなく、みんな必死に今を生きていました。


最近自分の所属する組織が大きな転換点に立っています。

その中で確立されたのが行動規範です。

転換点に立っているという中で、社員一人一人がどのように行動をすべきかということが書かれています。

その浸透のさせかたは、上に出てきた会社のようにただ読み上げるという形はとっていません。

読み上げたところで行動にまでは行き着かないので、もっと現場でも実践できる形にしようと工夫されているのです。

それが表彰制度です。

行動規範に則って行動した人を、全社員で讃えるのです。

なかには「えっ?こんなことも表彰されるの?」というようなものもあったりしますが、それでも表彰されて嫌な気分はしないですし、賞をとった人からのコメントを他者も参考にできるのです。

そして、時にはクイズ形式で行動規範の内容を出題されたりということも。


ただ読み上げるというのは、やらせる側としてはとても簡単ではありますが、社員が楽しみながらモチベーション高くなるようなやり方の方が浸透も早くなりそうです。

何事もやり方次第なんだなと思うのでした。

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