置かれる立場と店に行きたい理由

佐々木秀和 Hidekazu Sasaki
1 min readJan 25, 2017

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スーパーなど普段買い物をする場所が複数ある場合、その複数のお店を均等に行くことはほぼなく、お店に行きたい要因によって左右されます。

商品の値段や品揃え、店員さんの愛想の良さ、なんとなく感じる空気感。そういったものに左右されます。

子どもがベビーカーに乗っていたときに、妻が行っていたのは
「通路の幅の広さ」
これが最大要因ということでした。

通路の幅の広さというのは、僕にとってはまったく意識するものではなく、たしかに広ければそれにこしたことはないと思う程度だったのですが、妻にとってはマストなことなのでした。

ベビーカーを押しながらカゴを持ち、そして買い物をするという行為。これは実際に体験してみるとけっこう大変なことで、子どもがモノを落としたり、急に立ち止まる必要が出てきたときに、行き違う人に気を遣う必要があります。

そんなときにベビーカー二台分が行き違うことができるぐらいの通路の幅があると安心するのです。

お店に行きたい理由と行きたくない理由は、人の置かれる立場によって大きく異なるんだと感じたできごとです。

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佐々木秀和 Hidekazu Sasaki

WEB制作会社でのディレクターを経て、事業会社でディレクターをしています。表側(お客さま)の世界と裏側(運営者)の世界とをつなぐお仕事です。太鼓や篠笛を聞くのが好きで、休日は家庭菜園などオフラインの世界にどっぷりと浸かります。