向島散策

古写真で見た墨堤の桜に憧れて、先週桜見物に行ってきました。丁度満開で天気もよく気持ち良かったです。

周りの景観は変わっても、桜に浮かれるのは今昔も変わらないものです。隅田川の大堤は江戸時代初期につくられたそうで、八代将軍吉宗によって植桜され、墨堤の桜は江戸時代に名所としてすでに著名で、明治以降に引き継がれたようです。

隅田公園を散策していると解説板が何箇所かに設置されています。解説板には次のように書かれていました。かつて向島には常夜灯が置かれており、その場所はかつて牛嶋神社の境内地だったそうです。牛嶋神社は隅田公園の整備とともに現在地に移転したそうで、常夜灯だけはその場所に残されたそうです。それは墨堤における重要な目印であったためです。

この付近にはかつて「竹屋の渡し」が設けられ、春の花見や夏の花火見物、明治に入ってからは向島の花柳界へとゆう橋脚を数多く運んできました。また照明が発達していないこの時代にはこの常夜灯の明かりが非常に重要な役割を果たしていました。また、明治の画家達は墨堤の桜とこの常夜灯を好んで組み合わせることにより、向島の風情を描きました。当時の向島の格好のシンボルとしてその姿を今に伝えています。

常夜灯は長命寺桜もちのお店近くにありました。

向島のお茶屋さん。こんな所で一服してみたい。

季節は冬ですが、土屋光逸と川瀬巴水の向島の絵。

墨堤を後にし、以前から気になっていたカドへ行ってみました。空腹だったので、フィッシュのサンドといちごの生ジュースを注文。どちらも美味しかったです。店内は西洋画やアンティーク品が数多く飾ってあり、面白い内装でした。パンが美味しかったので、持ち帰り用のパンを2つ注文しました。

最後に何か素敵な物が欲しいな〜と思い、浅草六区になる東京蛍堂さんへ。

数年ぶりに・・・。お店が奥まっていることもあり、表通りとお店を繋ぐこの細道が境界線のような気がします。

内装は少し変わっていましたが、相変わらず素敵なものばかりでした。

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