「私はこっちのチーム」の色眼鏡を通してものを見るだけなのか:ビッグイシュー日本版370号

Hiroki Kaneko
Nov 2 · 7 min read
Photo by Natalya Letunova on Unsplash

高校生、“食”に挑戦する

日本にある、ただ一つの私立の全寮制農業高校――それが愛農学園農業高等学校(三重県伊賀市)だ。1964年4月に開校し、生徒数も1学年約20人と日本で一番少ない。約10 haのフィールドに、有機農業による耕種(作物・野菜・果樹)、抗生物質などに頼らない畜産(牛・豚・鶏)の6部門をもつ。

有機農業って生産性が低いし土地も肥料も余計に食うからかえって環境に悪いのでは。でもまあこんな雑誌を読んでる奴らはいかにも好きそうだ。

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“人命救助は、政治的文脈と分けて考えるべき“ と書かれております。そうかもしれないけど、それは雑誌が読者に感想を押し付けることじゃない。ビッグイシューの問題は、これはジャーナリズムではなくオピニオン誌であることだ。お前ら自身が政治的文脈しか持っていないくせに。

My Opinion: 香港のデモに衝撃。当たり前の日々守るため政権にYes/Noを示す

この数ヶ月、香港のデモの様子が伝わってきます。若者を中心に全世代の方々が言葉の通り必死に、自由を守るために圧倒的な脅威と戦っている、この現実に私は衝撃を受けました。(中略)まずは一人ひとりが選挙権を行使して政権にYes/Noを(略)

右翼も左翼も、自分の属するチームから見てあの運動をどう見るか、という感想しかないので残念だ。それでは物事の本質を理解した上での解決方法には永遠にたどり着けない。右翼はあのデモを「中国共産党憎し」のフィルターで見て「敵の敵は味方」でデモ支持。左翼は反権力の立場から支持しているだけ。どちらの側からも、あのデモがなぜ行われているのか、という原因には一切触れず、この件に賛成/反対であると外部の問題を語っているようで自分の立場を表明しているだけ。どちらも頭が悪い。この投稿者は22歳、大学生。へえ。中卒にバカにされてるんじゃねえよ。👉😜

2年前、台湾・台北で殺人事件が起きた。香港人の男性が、付き合っていた台湾人の女性を痴情のもつれから本人のanger managementができず(日本語訳:「ついカッとなって」)女の首を絞めて殺した(三角関係にある別の男の子供を妊娠しているとか何とか言ったらしい)。
台湾の検察は、容疑者が香港人であった為に香港当局に身柄を引き渡した。香港当局は、台湾の検察から証拠資料の引き継ぎが「香港、台湾間での条約がなかったために」行えず、台湾検察が持っている証拠がないので殺人罪は立件できずに不起訴、先ごろ容疑者は香港の刑務所から出所した。香港人の容疑者は罪を償いたいと言っているが、それは香港でも台湾でもできない現状がある。

上記のような事件があったので、2政体間で証拠物件やら犯罪捜査を引き継げるよう、逃亡犯条例の法案が香港議会に出された。

ここまで聞いて、どうだろう。自国民が外国で犯した罪についてその国との条約を作って現地当局から証拠の引き継ぎを行うためだ、とすれば、殆どの人は、別に悪法ではない、それは必要だ、と思うのでは。

しかし香港ではここ数年、書店主が誘拐されたり、中国本土のビジネスマンが誘拐されたりと、(中国政府が裏にいるとされる)誘拐事件が多く発生しており、逃亡犯条例が中国政府に悪用されるのでは、と香港市民が不安に思う気持ちは理解できる。

であれば、逃亡犯条例が廃案になった時点でデモは止めるべきだったのでは?というのが私の”My Opinion”だ。

これはふたつの政体の司法制度が違うがゆえの問題であり、更にその原因となった事件は、殺された被害者には失礼だがしょうもない事件であり、法案が出される理由も極めて真っ当。香港市民が不安に思う「中国政府に悪用」云々は、それができないよう法案を修正して終わりにすればよかったのだ。親中国とされるキャリー・ラム元行政長官も、何か悪いことをしたとは、私は思わない。

果たして、新川崎駅前で「香港デモを支持する」と言っていた幸福の科学の脳ミソ残念女も、「政権に意思表明を」と言っている兵庫の脳ミソ残念女も、ここまでの議論はできるんだろうな?デモの原因も知らずに、単にその現象だけ見て、自分が所属すると思っている立場から見て賛成だ反対だと言っているだけじゃないのか?目に映るものすべてに「好き/嫌い」のラベリングをするなとブッダが説いてから 2,600年経つが、まだ分からないのか。大局を見ろよ。

大局を見れば、香港デモは喜ぶべきことだ。これが30年前だったら、デモ参加者は戦車に潰されて死ぬだけだった。しかし21世紀の現在、そんな事は政治的に不可能になったのだ。この30年の国際社会の進歩、これを喜べよ。いくら独裁政権の中国共産党といっても、市民を目に見える暴力で封殺することは既に不可能な時代だ。それを象徴しているのが香港デモではないのか?喜べよ。人間社会の進歩を祝して今日はパーティーだろうが。それも理解できずに、何が「圧倒的な脅威と戦っている」だ。

中国が政治的に混乱して今のシリアみたいになるくらいなら、中国共産党による独裁の方が2兆倍マシだ。考えてみろよ、13億人の難民が外国に流入。新疆にはISのようなイスラム原理主義テロ組織が跋扈する中国を。
そして大局を見れば、私の世代にはどうしたって、今の中国はバブル時代の日本と重なって見える。他国にカネをバラ撒いても尊敬される国にはなれないところも一緒だ。そして好景気の後に必然的に来る不況。どうなると思う?まあ人口が多いから国内需要だけで経済は回ると思うけど、内政と外交戦略は変えざるを得ないんじゃない?そこまで考えて物を言う奴にお目にかかったことがない。
つまりシリアも、アサド政権の独裁の方が今より2兆倍マシだった。崇高な混乱より、クソ野郎の支配に甘んじた方が良い、ということだ。独裁が続いていれば、先ごろ犬に吠えられたのが怖くてブザマに爆死したバグダーディーとかいうアホが増長することもなかった。

NBAの「失言」がどうした。Blizzardの「剥奪」がどうした。Appleの「削除」がどうした。数十年単位の時代の流れから見れば、そんなものは「こまけえことはいいんだよ!」で無視しろ。ニュースヘッドラインじゃなくて、大局を見ろよ。

台湾人の彼女を殺した香港人の男も、出所してきたら香港がえらいことになっていたからビックリしたんじゃないのか?自分の身勝手が原因で。悪いがその程度の事件だ。デモ参加者に対しては、ご苦労さんとしか思わない。

現在のデモの目的は当初とは違ってしまっているので、私はデモを支持しない。BBCニュースの写真にあった、香港デモ参加者が書いた落書き”HK is not China”は、間違いだ。香港は1997年から中華人民共和国香港特別行政区だ。パスポートだって同じだ(香港だけ中国本土とは少し違うけど、でも中華人民共和国と書いてあるし、イギリス連邦っぽいライオンの絵から、城と五星紅旗にに変わっている)しかし返還から50年は、外交と軍事以外の幅広い自治が認められていたところに、あの書店主の失踪事件などがあり、市民は自治が脅かされていると感じている。

で、何だっけ?香港のデモがどうしたって?まだやるのか?事情も知らずにギャーギャー騒ぐだけのアホ日本人ども。

右翼も左翼も死にますように。みんなビッグイシュー買ってね。以上。

Hiroki Kaneko

Written by

Is a ICT Engineer who disappointed at ICT. 私はわたしの考えていることを誰かに知ってほしいと思っている。

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