すべてのライターにエディターを

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Hiroshi Takeuchi
5 min readOct 19, 2015

by Cristina Juesas

告白します。私にはエディターがいます。

実は私にはエディターが二人います。一人は友達で、もう一人は校正と編集でお金を稼いでいるプロです。

エディターを持つことで私がダメな作家になってしまうなどということはありません。世界中の最高の作家は皆エディターを抱えているのですから。あなたの好きな作家を思い浮かべてみてください、人気作家でも誰でも良いです。もうお分かりと思いますが勿論その人にもエディターがついているのです!

エディターはあなたのテキストを最初に読む人間です。あなたの書いたものを真剣に読む人間であり、作品のエッジをピカピカに磨いてくれます。何故なら(気に触るかもしれませんが)あなたの書いたテキストは完璧ではないからです。私たちは皆ミスを犯します。文法やスペルに自信を持っている作家もいるでしょう、でもそんな作家でも言葉選びを間違えてしまっただけで、折角の作品が台無しになることだってあるのです。

エディターは彫刻家に似ています。

Via Aikidonorwalk.

エディターは先ずでこぼこの岩を眺め、そしてあなたの作品の本質を明らかにする最高の角度を見つけます。そして余計な部分をトリミングして、矛盾した箇所を切り落としてくれます、それも注意深く。エディターはあなたの作品の本質を一切損なうことなく、あなたが書いたテキストから最高の作品を作り上げる作業の手助けをしてくれます。何か筋の通らないことがあれば、それを表現するためのもっと良い方法を見つけてくれます。

良きエディターは熱狂的な読者であり、ストーリーテラーでなければいけません。

間違いを修正すればそれで終わりというわけではありません。その作品は流れを維持しなければいけません。流れとは読者に興味を持たせ続けるための要因です。スペルミスやミスマッチな節は流れを止めます。流れの障害がどこにあるのかを明確にするために、あなたは経験豊富な読者でなければいけません。オリジナルのセンスとスタイルを修正せずに上手くいかない箇所を変えるには、良きストーリーテラーでなければいけません。良きストーリーテラーはあなたの声を明確にする手助けをしてくれます。

エディターは必要と判断すればあなたの作品に小休止や、リズムを加えます。ピリオド、またはセミコロンがあなたの親友になるかもしれません。あなたが頭の中で描いたことなので、文としては上手くいかないことだってあるのです。

エディターは良き心理学者でもあるのです。

エディターはあなたが作品に込めた意図を汲み取る必要があります、それと同時に意図が明確になるようにテキストを再構成しなければいけません。エディターとはあなたのテキストにダイブし、さらに奥深くあなたのマインドにダイブし、全てを繋ぎ合わせるためにテキストへと戻って来る、そんな人間です。良きエディターはあなたが今何をすませるべきかを教えてくれます、それもあなたがポジティブに前進するような…あなたに敬意を表し、あなたを傷つけないやり方で。

あなたはエディターを信じなければいけません。彼はあなたのためにベストを目指します。あなたの成功は彼の成功なのです。

ある時は、エディターはあなたの物事の視点を変えてくれて、それによってより良きあなた自身を発見できるかもしれません。

エディターは執筆中にあなた自信の可能性を広げてくれるのです。作家はある時は自分の作品に無我夢中になってしまうことがあります、そんな時こそエディターという魔法の杖が必要なのです。彼はあなたのテキストをクリアに(Clear)、簡潔に(Concise)、正しく(Correct)、わかりやすく(Comprehensible)、矛盾のない(Consistent)ものにするために、5Cの法則を使います。彼はあなたのテキストとの間に…近すぎない、遠すぎない…完璧な距離を保ったまま、検討します。

ミュージシャンにはディレクターが必要なのと同じように、ライターにはエディターが必要なのです。彼らは囁き声を鳴り響く叫び声に変えてくれるのです。

良きエディターは宝物です。今すぐあなたも見つけましょう!

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Hiroshi Takeuchi

Medium Japanでボランティア翻訳をしていました (現在は違います) 。ここに書いてある記事はすべて当時に翻訳された記事です。私個人の見解または創作物ではありません。引き続き公開はしますが、質問または訂正リクエスト等は受け付けません。ご了承ください。