エキスパートではない?なら教えられることから始めてみよう。

Hiroshi Takeuchi
5 min readDec 28, 2015

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by Jeff Goins

世の中にはあるものを売る資格がないけれど、それを売りたいと考える人たちがたくさんいる。皮肉なことに、それを売るのに最もふさわしいエキスパート達の主張は多くの場合とても控えめだったりする。僕たちはこの問題をどうやって解決すれば良いのだろうか?

僕からのシンプルな提案はこうだ:あなたの知っていることを教えてみよう。

つまりはこういうことだ:

  • もし全ての人間が知っていることを教えれば、僕らは賢いふりをしている人たちの気を惹くために無駄な時間を費やすことがなくなるだろう。
  • もし全ての人間が知っていることを教えて、知識を独り占めしなくなれば、僕らはみんなスマートになれるだろう。
  • もし全ての人間が知っていることを教えれば、周りの人たちはその後の僕らのさらなる知識の共有について評価するようになるだろう。

これは聞こえは良いけど難しいことだ、何故なら僕らは皆知識の呪いに苦しめられているからだ。僕たちは自身が知っていることに近付き過ぎている、その知識に価値を見出すとなると尚更だ。だから僕らにはちょっとした視点の変化が必要なのだ。

僕はDerek Siversのこの一言が大好きだ「あなたにとって明白なことは他の人にとっては驚くようなことなのです。」

「あなたにとって明白なことは他の人にとっては驚くようなことなのです。」 — デレク・サイヴァース

あなたが幾つかのアイデアの宝石を持っているとしよう、あなたはその宝石を持っていること自体気づいていないかもしれない。その状況下であなたが知っていることを教えるにはどうすれば良いのだろう?簡単な秘訣を教えよう:

  1. 本を書いてみよう。過去3年間で僕が4冊の本を書いたという事実からわかる通り、これは僕の大好きなやり方だ。僕が考えるに、本を書く以上に自分の考えをうまくまとめる方法はない。僕とあなたのことだって、本を書くのが好きだ、なぜなら本を書くことでそのことについてより深く学ぶことができるからだ。だからもしあなたがエキスパートではなかったとしても、かじった程度であったとしても、本を書くということは悪いアイデアではない。書き始めるにあたり最良な方法は1日に500単語程度の書き物をする習慣をつけることだ
  2. イベントで喋ってみよう。ギリシャ人が公共の広場に集まり哲学を議論していたことや、政治家が票を集めるために街から街へ動き回ることには理由がある。アイデアを広げるための最良の方法は、今もなお口頭で聴衆に訴えかけるというやり方なのだ。もしあなたに教えたり共有できることがあるなら、人々の前に立ち彼らにそれを伝えるということは最高の方法だ。僕はカンファレンスやイベントで僕のアイデアやストーリーを共有するのが大好きだ。そしてプレゼンテーションの予約をするのは案外簡単だ。
  3. 授業で教えてみよう。これをやる場所は教会や礼拝堂、コミュニティカレッジ、またはオンライン上かもしれない。僕はありきたりのことをオンラインコースを通して人々にシェアしたことで生活費を稼いでいる。この方法は平凡なことであるけど、信じられないほど活力を与えてくれる。Tribe Writersのように授業で教えることは僕が今までやってきた中でも最もやりがいのある仕事だ。

あなたにはそれ以上の情報は必要ない、必要なのはエンジンを止めて自分が知っていることを周りにシェアするということだ。もしそれが誰かの心に響いたら、その人にも周りにシェアするように尋ねてほしい。その過程であなたはたくさんの人々にであるだろう。あなたには知る由もないが、彼らはあなたからのメッセージを必要としているのだ。

一部の人々は、情熱を持っていればそのうち成功がついてくると言う。僕はそうは思わない。成功は価値の後についてくるのだ。そしてあなたが知っていることを教えるということは、価値を創造する最高のやり方かもしれない。

「成功は情熱の後についてくるのではない。価値の後についてくるのだ。」

もしどこから始めれば良いかわからなかったら、以下の3つの提案を参考にしてほしい:

  • 本を書きたいのであれば、まずは書くことから始めよう。励みとなるものがほしい?My 500 Wordsのコミュニティに参加してみよう。31日間毎日あなたを催促してくれるし、コミュニティへのアクセスも無料だ。僕のオンラインのお気に入りグループの一つだ。
  • プレゼンテーションがしたいのであれば、予約する方法を探そう。無料でも構わない。経験を積んでいけば、いつかきっと誰かがあなたに依頼してくるだろう。プレゼンテーションがしたいのであれば、外に飛び出さなければいけないと僕は強く信じている。
  • 授業を開きたいのであれば、まずは少数相手の無料の授業から始めて、その人たちの役にたつかどうか試してみよう。もし成功したら、あなたはもうコツをつかんでいる。もしダメでもトライし続けよう。

このように幾つかのオプションがある。でも何をやるにしても、ただ座っているだけではダメだ。あなたの知っていることを教えよう。それはあなたが気付いている以上に価値のあることなのだ。

この記事は元々goinswriter.comに投稿されたものです。

Jeff GoinsはアメリカのベストセラーThe Art of Workを含む4冊の著者です。書くことやオンラインビジネスについてのさらなる助言がほしい方は、彼の無料のニュースレター(英語)に参加し、無料電子書籍を手に入れましょう。

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Hiroshi Takeuchi

Medium Japanでボランティア翻訳をしていました (現在は違います) 。ここに書いてある記事はすべて当時に翻訳された記事です。私個人の見解または創作物ではありません。引き続き公開はしますが、質問または訂正リクエスト等は受け付けません。ご了承ください。