僕がフリーランスの時に学んだこと

Hiroyuki Tanigawa
2 min readJul 22, 2015

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4年くらい前まで長い間フリーランスのエンジニアとして活動していた。その時に僕の行動原則にもなったことで、気づいたことが以下のことだ。

  • 断り続けると、無理なお願いも更に無理な感じになりがちだし、悪い仕事しか集まらなくなる
  • 快く仕事を受けると、相手から気を使ってもらえるようになったり、いい仕事が来るようになる

今のところ個人事業主をやめてからもこのルールがある程度当てはまっている気がする。
もちろん世の中には酷いお願いしかしてこない人もいるかもだし、意味のないことを引き受けても仕方が無かったり、なにかしら断る理由があればそれでもいいかもしれない。時間はすごく貴重だ。

何でも快く引き受けるということは、一見、時間がいくらあっても足りなくなるような非効率なことのように思えるけど、意外と合理的な行動となるときもあると僕は思う。
断らずにやってみると自分が思った以上のことができたり(自分では超えられない線を他人が超えさせてくれる面はあると思う)
なんでも快く引き受けるということを通じて、相手からも気を使ってもらうようになり、信頼されその後のいい仕事に結びついたりということが多かった。

逆に断れば断るほど、気遣いのないお願いなどをもらう傾向が増えたりすることがあったし、依頼を拒絶(”断る”ではなくよくないのは”拒絶”?)するようなやり取りにやたらと労力や時間を使ったりしている人を多く見てきた。

そして快く引き受けた結果、依頼が増えすぎて困るということは僕のケースだとなかった。量よりむしろ質のいい仕事がどんどん増えていったように思える。

もしかしたら単に信頼を得るって話なのかもしれないし、すごい当たり前の話に聞こえるけど、あまりできている人はいないように思える。(なので、多くの優秀なエンジニアがいる中で僕はこのメリットを享受できたし今でもできてる事が多いと感じる)

エンジニアではなくても、いつでもポジティブに仕事をしている(ようにみえる)人のところにいい仕事というのは集まってくるのだと僕は思う。

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Hiroyuki Tanigawa

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