掃除にルンバを導入することはズルくない — WEB制作での正しい効率化とは
今日、こんな記事を読みました。
とても共感します。すごい頑張るんですよね。「効率化しろ」といわれると。
でも、実はその頑張りは「あの人じゃないとできない」というデッドポイントを山ほどつくってしまい、結果、チーム単位での生産性を落としてしまう。
弊社ひとひねりはコンサルだけでなくて、実際に大量のHTML/JS/CSS作成や、テンプレートシステムの構築もします。残念ながら小さな会社なので総力戦とかでこなせない。掛け持ちしてるメンバーも多いので、一人の頑張りに頼れない。
となると、仕組みを用意するしかない。
例えば、以前やった同様の案件からソースをcloneしてきて作る、とか。
例えば、社内共通のフレームワークにちょっとだけ手をいれて新案件として提出するとか。
そういうのをやってると、たまに「ずるくね?」と心の声が言ってきますが、ずるくない、、というか、どうでしょう、ずるいほうがいいんじゃない?と思うわけです。
正直、ずるいことして楽をしないと、いつまでたっても生産性があがらない。
しっかりと、ファイル名に連番つけて保存する。ちょっとした変更があってもトレースして「なぜ変更したのか」をテキストに書いておく。
こんな頑張り、めんどくさいです。なので、デザインも企画も営業も、みんなリソースをgit管理して、そのあたりを意識しなくてもいいようにしている。
これって、掃除にルンバを導入するようなイメージで、楽して(家がきれいになる、バージョン管理できる)結果を得たいから。
「頑張るのだ!」ではなく、この「楽したいから」がないと、なかなか生産性は上がりません。
AIでもなんでもいれて、人が頑張らなくていいようにする。楽な環境をつくる。そうすると時間も増えるし、無駄に独自に考えた実装をしないから
・コードもきれいになる
オリジナルデザインをイチから作らないから、すでにオーソライズされたUIパーツだけで構成されて、
・UIもわかりやすくなる。
そのぶん、顧客にこのサービスをどのタイミングでどう届けたいんだろう、みたいな
・UXを考える時間が増える。
つまり、自分の
・サービスがもっと良くなるのだ。
ということにつながると思うのです。
ズルする、楽する。そのために、ツールを導入する、やらないことを増やす。それが、生産性アップ、ひいては自分のサービスのUX向上、価値向上につながるんだよね、、、と当たり前のことを思っていました。
弊社、ひとひねりでは、WEBやアプリの保守の現場で、こういった「楽をする」ための仕組みを導入するコンサルティング、実際に現場での導入お手伝いなんかが得意です。
もし、制作現場の生産性があがんねぇな−みたいなお悩みがあれば、一度、連絡してみてください!
hello@hitohineri.jp
まで、メールを貰えれば反応します!
その他、HTMLデザイン、コーディング、なんかの現場も担当できるのでピンときたら。。。。ひとひねり!
宣伝でした。
ちなみに、「ズルする」の話をしてたら、エディのことを思い出した。
プロレス総選挙、見てないんですが、エディは上位に入ってないみたい。
でも、私の中ではブラックタイガー時代から、WWEの最盛期に至るまでナンバーワンレスラーです、エディ。
彼のメキシコ人キャラでのキャッチフレーズが「ズルして、騙して、盗み取れ」。
いやー、かっこよかった。プロレスの話でした。