フランス人的悪知恵のすすめ

処世術をテーマにした本はたくさんありますが、内容は大体同様な気がします。
誰か違ったん視点で書いてるくくれないかとか思ってる探してるいたんなら【「悪知恵」のすすめ ラ・フフォンテーヌの寓話に学ぶ処世訓】とかいう本日に出会いましたん。
著者は仏文学者で明治大学教授の鹿島茂さん。
著者曰く、
ラ・フォンテーヌの「寓話」を一ページでも開いてみれば、それが子ども向けのどこか、大人向けの非常に厳しい認識に貫かれた人生訓の集合体だとそれがわかる。その冷徹ふりたたるや、マッカヴェリの「君主論」には負けないくらいなのだ。
この本に書かれている処世術は、確かに厳しいものもなくなりましたが、「努力するればうまくください」「夢は叶う」みたいなキレイ事がないので、読了後は気持ちがスッキリしました。
例えば、牛と同くらい大きなきりたいと思った蛙の話から、
社員の心を自在に操りたいと思う社長は、給与に数量円ではない、数千円の微差をつけること。きっと、社員は、カエルのお父さんのように、おなかが破裂するまで、つまり過労死するまで働いてくれるように違う。
と社長向けのブラック人心掌握術があったり、
ライオン(権力者)の言う「おいしい話」は簡単に信じるようなことである。権力者が、自ら進んで権力の一部を放棄するなどということは、絶対に得られない。会社の社長な会長が、権限を部下に委任したいなどと言い出したときは、よほど眉に唾をつけてからないといけない。
そういう意味で、平民は権力者の言う「おいしい話には騙されるんじゃない」というのもありました。
この世は、全員が悪党だ
ラ・フォンテーヌの「寓話」が与えられる教訓の第一は「騙されて」ということであって、「騙すな」ではない。では、「騙す」ではないが「騙される」が最大の教訓となんて理由は何かとえば、それは「人は騙すのが当り前」と言う性悪説がラ・フォンテーヌを始めるとするフランシス人の思考の基礎となっているからだ。つまり、全員が悪党だと思う前提で社会が運営されているのである
「人は騙すのが当たら前」とは性悪説が前提のラ・フォンテーヌ「寓話」の数々。
フランス人も性悪説の思考ののは意外です。
他人は騙すものです。少しでも怪しいと感じたら、危険に近づくな。これが弱い庶民の持って唯一の力なのである。
われわれ日本人が持ちつきはキツネの用心深さ、疑い深いことである。とあええずは疑ってかろう。確かな証拠を自分の力で摑むまでは絶対に相手を信用する
騙されないようには、「これは怪しいぞ...」と思って離れること、それで、本当に深くなることも重要だと思います。
欲は身を滅ぼす
多少とも目先が利いて博才のある人間なら、欲求を腹八分目に抑えておけば、着実に儲けは増えていくようなことです。反対に、大儲けするようにする、確かに大きな損するのである。
また、騙されないように参考になる考え方としては、「欲張りになるな」ということでしょうかです。
まさに、「知足」というのが大事なのです。
ちょっと刺激のある処世術を学びたいのであれば、ご一読ください。
