自分は「いい人」だと思っている方へ

ひょっとして、自分のことか?
そう感じて思わず読んでしまった本。この本が言っている「いい人」というのは「いい人を演じている人」のことであって、本当に心根の優しい「いい人」のことではありません。八方美人タイプの人や、人からなにか頼まれたら「ノー」と言えない人や、人から嫌われることを必要以上に恐れる人。あとは、嫌なことがあってもそれを表に出さないで、感情を押し殺して心の中に溜め込む人です。
この本は、脳の「覚醒化手術(患者が目を覚ましたままのうの手術をすること)」の第一人者である篠浦先生と編集者との会話形式で進む内容。篠浦先生が語る脳の仕組み解説は「そうだったのか~」という事実が多くて大変勉強になりました。
この本のハイライトはたくさんあるのですが、印象に残った部分を5つ書きます。
認知症、いわゆるボケもストレスに関係する現実逃避反応が原因のひとつだろうと僕は考えています。ストレスや敵から身を守ろうとするのは本能とはいえ、動物だったらそれこそ自分の身さえ助かればそれでいいですけど、人間の場合「保身」というのは別の受け取り方をされて、それがまた新たなストレスの原因になってその人を追い詰めることにもなりかねないわけですよ
電気を使いすぎたら落ちるブレーカーのように、ストレスが多すぎると容量がオーバーして脳がシャットダウンする。人間の防衛本能というのは初耳でした。ボケることなく長生きするためにも、楽しけ生きたいですね。
あんまり笑わない人というのはホルモンの分泌が弱くなって脳も干からびてくる
笑う門には福来たるとよく言いますが、笑いは健康の秘訣なんですよね。笑うことで免疫が強くなったりがん細胞が無くなったりしたという話も聞いたことがあります。あと、最近の心理学では、人間は「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽しいのだ」という研究結果が出ています。事実は変えられませんが、自分の行動はよういに変えられますので、意識して笑うことから始めます。
ボケる人の奥さんは、だいたい口うるさい。毎日文句ばっかり言われていたら、もう嫌になってきて、そこから逃げたいからボケる。これは「生き延びたい」という動物脳が主体なんですよ。
世の奥様方、旦那さんに長く働き続けてもらってもらうためにも、いつもより少なめに文句を言いませんか?
脳を冴えさせるというのであれば、やっぱり身体を動かすことですかね。アリストテレスがいつも散歩しながら弟子たちに講義していたというのは有名な話ですよね。
人間、動かないとダメですね!僕は営業という仕事、柄あまり体を動かすことごありません。僕の場合、隙間時間に散歩したりストレッチしたりその場でできる簡単な筋トレを繰り返しています。その効果もあってから、入社してから太るのが定番なうちの会社で、毎年痩せ続けています。
外国に行くといいと思いますよ。個人の力がないと生きていけないような国、例えばアメリカなんか行ったらいいんじゃないですか。僕も経験あるけど、あの国は動物脳が強くないと生きていけませんからね。ショック療法ですよ
若い頃はアメリカカリフォルニア州に留学していました。毎日の生活がショックの連続だったので最後は燃え尽きましたが、どんな環境でもすぐに順応できる柔軟性と厳しい環境にい続けられるタフさが身についたと思います。うちの子供たちにも海外一人旅体験はさせたいです。
人生も仕事も女も、無理めを目指せ
簡単な事ばかりではつまらないですもんね。ちょっと無理かな…と思えることでも、乗り越えることで新たな可能性に気づくってことですね。
「『いい人』を止めたいと思っている方は、ぜひご一読ください。
