「遊び心」が”男”を磨く

男の品格―気高く、そして潔く

男は、遊べ!

本棚を整理している際に出てきた本を久しぶりに読み返しました。 「男の品格―気高く、そして潔く」という本なのですが、何年前に買ったのだろう…。10年くらい前な気がします。当時は「品格ブーム」ということもあり、タイトルに惹かれて買った気がします。読まなくなった本で今後も読む可能性が低い本は遠慮なく売るか古紙回収に回していますが、この本はベテランの領域に入っており、相当気に入ったんだと思います。

この 「男の品格―気高く、そして潔く」という本ですが、簡単に言うと、「男たるもの、遊べ!少年の心を忘れるな!」という内容です。【遊び】というのは意外と奥が深いもので、【遊び】に関しては、 ホモ・ルーデンス (中公文庫)という遊びを定義した難解な書籍もあります。ホモ・ルーデンス (中公文庫)の内容はAmazonのレビューに任せておいて、 「男の品格―気高く、そして潔く」では下記の7つの視点で遊びの大切さが語られております。

  1. 仕事
  2. 家庭
  3. 恋愛
  4. 趣味
  5. 美学
  6. 人生観
  7. 遊び心

それぞれの項目で印象に残った言葉を3つづつピックアップしてみました。

仕事

  • 遊び心がない人間は、仕事も中途半端。過去に偉業をなしとげた人物は、遊び心の持ち主だった
  • 出世はすごろくゲーム。役職にこだわる時代は終わった
  • 会社は自分の夢を追う最高の場所

家庭

  • 真の道楽とは、生活の収入の範囲内で、継続して楽しめる遊び。遊び上手は金勘定も体調管理もきちんとできて、家族を大事にする真面目な人
  • 人間はホモルーデンス。つまり遊ぶ人。人間は遊ぶ為に生まれてきたのであって、働くために生まれたのではない。定年でやりたいと思ったことは現役中に前倒ししてやるべし
  • 理想のオヤジ」三点セットは、媚びない(徒党を組まない)、愚痴らない(自分を憐れみない)、エバらない(ただし、いいたいことははっきり言う)。

恋愛

  • 恋愛は他人の女とするもの。どんな女であろうと、必ず好きな人はいる。その思慕の合間を縫ってそういう人とデートする。全ての女を他の男に預けているのであって、人の女と恋愛するしかない
  • ちょいワルオヤジになって人生を二度楽しめ
  • 独自の魅力的価値観を持っている、自分スタンダードな男になれ

趣味

  • 一人でも楽しめる趣味は持つべき
  • 好奇心に忠実であれ。軽いノリで何でもやってみることが大事
  • 趣味で熱くなるのはみっともない。自分と違う者を認める柔軟性が必要

美学

  • 群れないことで美学は磨かれる
  • 伴侶と言うのは、2人ががけに立っていて、岩がぐらぐらってきた。どちらかが飛び降りなければ生き残れないという時に、まあ世話になったな、と思って命を落とせることだ
  • 自分の幸せを求めず、女房、子供を始め、自分の周囲の人間、自分と関わりをもった人間がハッピーになる手助けをしよう

人生観

  • 若く健康な時には、若く健康なときの経験がある。老いて病んだ時には、老いて病んだ時の経験がある。その時の経験を時間軸に沿って経験するから、人間は賢くなる。味わい深くなる。老いを拒絶し、思索も知らず、若さと健康の快楽にしがみつき続ける人間は、サルである
  • 人は人、自分は自分!人がどうであれ、世界がどうであれ、自分は楽しく幸福に生きると決め手、その通りに生きればいい
  • 今を幸福と思えない人は、たとえ全世界を手に入れたって幸福とは思えない

遊び心

  • 節度をもっているのは趣味的遊び、節度がないのは道楽
  • 遊びは目的を持った好意ではない。人生に不可欠でもない。そんなことにうつつを抜かすのが人間的ではないか?
  • ちっぽけなキャリアにこだわっては自由の格が小さくなる。物知らぬ世界に出て物好きになれ

著者の物言いが時代遅れだったり顰蹙を買うこともありますが、遊びが人生を豊かにしてくれることを僕に教えてくれた一冊。これこらも大事に保管して、また気が向いたときに読んでみます。

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