Python Kansai #02

hideyuki ogawa
5 min readDec 9, 2019

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python kansai #02

2019年12月8日、大阪イノベーションハブさんでPython Kansai #02を開催しました。内容は柏野雄太さん、hhattoさんによるトークと、コミュニティ紹介、LT5本でした。

トーク1 Python、Cloud Native、技術進化 / 柏野雄太さん

柏野雄太さんの講演風景

バクフ―株式会社の柏野雄太さんによるトークは、プログラミング言語としての昨今のPythonのシェアの拡大と、Kubernetesによる激変が予想される今後をサバイブするための方法でした。

kubernetesは難しく苦しいけど、逃げずにへこたれずに学ぶ。技術の進化が止まることはないので、コードを書いて新しい技術についていく。良い情報に触れるためにコストを惜しんではいけないというのは、昨今の如何に無料で楽をして、進んでいくかという潮流の真逆を行く、しかし真理をついたものだと思いました。

最近、あまり登壇は引き受けてられないという柏野さんのお話が聞ける貴重な機会でした。

柏野さんの講演風景2

トーク2 OSSと私 / hhattoさん

hhattoさんの講演風景

Pythonを使っている人で知らない人はいない、autopep8の作者hhattoさんの講演は、OSS開発のきっかけ、得たもの、実際に触れられるものでした。

ソフトウェア開発でお金がもらえるなんて幸せと語られるhhattoさん、それだけでちょっとほかの人と違う感もありますが、OSS開発で新しい技術の潮流や、それを使って何かができるという話は確かになと思わされる内容でしたが、それができるかといわれると難しいところですが、頑張りたいなと思いました。

OSS開発というと英語という課題がありますが、短くまとめるとそんなことは気にしなくてよいということでした。皆さんチャレンジしてみましょう!

コミュニティ紹介、LT

この後はコミュニティ紹介がありました。なんと、PyCon mini Hiroshimaの主催者である西本さんが来られるということで、当日厚かましくコミュニティ紹介をお願いしたところ快諾いただきました。ありがとうございました。

西本さんによる講演風景

連絡を取ったのが当日の昼で、西本さんは新幹線の中、そして現場でプレゼン資料を作ってくださりました。Pycon mini Hiroshimaの発展は凄いですね。ぜひ来年は参加してみたいです。

そのほかPyData Osaka、Osaka Python User Group in Englishの紹介がありました。後者は英語でPythonの勉強会をやるというチャレンジングな勉強会です。奮ってご参加ください。

LTは5本ありました。

その中から北村さんの「Calling Julia From Python」を取り上げます。

北村さんの講演資料

関西圏で数学のコミュニティを多く開いておられる北村さん。最近Juliaの勉強会を始めらています。明日ありますねぇ~。私はミーティングが入ってしまっていますが。。。

https://math-coding.connpass.com/event/157500/

バブルソートの処理でPythonとPythonからJuliaを呼び出したものを最初に比較。なんとJuliaを用いるとPythonの200分の1の時間で処理が終わりました。早い!

ということで、Juliaも使ってみたいですね。でも最近色々良いぞといわれる言語が多くて、どれから手を付けるべきか・・・悩ましいです。はい。

LTのあと懇親会を行いました。最近ボッチ対策が話題なので、我々もということで、両隣の知らない人と1分話してみようということで、懇親会の前にちょっとした工夫を入れてみました。しかし、その目論見はもろくも崩れ、1回目の1分の次は行われませんでした。盛り上がりすぎて誰も聞いてくれませんでした。ボッチ対策いらんかったかも。

Python Kansai#02も大盛況のうちに幕を閉じました。

当日togetter https://togetter.com/li/1440569

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