AppleとAdobeの不思議な関係

DANBO
3 min readNov 28, 2018

Appleは、iPad Pro 11-inch、iPad Pro 12.9-inch (3rd generation)のマーケティングの一貫として、Adobe MAX 2018の基調講演にフィルシラーを登場させた。

その後、招待者のみを招いた「Adobe + Apple Special Event 2018」が開催され、Appleのプロダクトマーケティング担当ヴァイスプレジデントMichael Tchao氏が挨拶し、Adobe Photoshop CC for iPad、Project Gemini、Project Aeroのスニークプレビューが行われた。

このイベントは、AppleとAdobeからピックアップされた招待者のみ参加できるイベントなのだが、Adobe側の招待者をApple側がチェックするという謎の仕切りだった。

Adobe MAX Japan 2018では、基調講演にMichael Tchao氏が登場し挨拶を行った。

じつは、このAdobe MAX Japan 2018でも、AppleとAdobeからピックアップされた招待者のみが参加できるイベントが開催され、Adobe Photoshop CC for iPad、Project Gemini、Project Aeroのスニークプレビューが行われた。

プレス向けにも、AdobeのAdobe Photoshop CC for iPad、Project Gemini、Project Aeroの製品開発者へのインタビューが行われたが、そこではアプリデモは行われなかった。

私が不思議に感じているのは、正式リリース前の製品は、AdobeのAdobe Photoshop CC for iPad、Project Gemini、Project Aeroであって、iPad Proではないにも関わらず、Adobeが開発中の製品を触れるイベントをAppleが仕切っているということだ。

Adobeが開発している製品なのだから、Adobeが自由に展示したりしても良さそうなものだと思うが、なぜかそうゆう仕切りとはなっていない。

ただ、Adobe MAX Japan 2018のスニークプレビューイベントで分ったことは、すでに、これら開発中のアプリのテスターが存在しているということだった。

また、Appleが積極的にAdobeにアプローチしているのはiPad Proを売りたいためで、クリエイティブユーザーへのマーケティング活動を自社だけで行うのは困難になってきているのだと思う。

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