トーモ、Amazon転売屋に対し「正面から連絡してこいや!」と息巻く

DANBO
2 min readDec 13, 2016

Amazonで、常に品薄が続くほど人気のRAKUNIのケースを販売するトーモが、サイト上に、Amazonのマーケットプレイスで、売価を釣り上げて販売する転売屋に対し、小ロットでも卸対応するので、正面から連絡してこいと掲載した。

Amazonのマーケットプレイスで販売する販売者が、人気商品をまとめ買いし、Amazon在庫が無くなったとたん、販売価格を釣り上げて出品をかける行為が絶えず問題になることに対して、ユーザーの事を思うトーモが、そうした転売屋から買わないようにと注意を促している。

Amazonでは、ASIN型番で管理しており、同じ商品であれば、マーケットプレイスを通じて、同一のASIN型番を利用して「新品」「再生品」「中古商品」「コレクター商品」として販売することが出来る。

この仕組みを逆手にとって商売しているのが転売屋と呼ばれている。

ただ、日本には独占禁止法があり、高価格で販売すること自体には法律上問題はない。また、高い輸送コスト等を反映した価格で売られる場合もある。

公正取引委員会からの「流通・取引慣行に関する独占禁止法上の指針」の中で「定価」の表記といった拘束的な表現を行わないことが望ましいとしており、これに添った形で「希望小売価格」が一般的になり、最近は、そもそも価格を明示しない「オープン価格」が普及しつつある。

それは、Appleも同じで、Apple製品は直営店における販売価格を表記に使っているため、ヤマダ電機のAppleショップでは、売価が1,000円下げられた価格表記がされていたりする。

消費者に卸し価格を開示する必要はないため、売価設定でどれだけ黒字を出そうが赤字を出そうが、それは売り手側の自由なのだけど、同じ商品を買うのに、暴利をむさぼる人から買わないで欲しいというメーカー側の気持ちが表に出た1つの例だと思った。

そんな、トーモは、2016年12月28日から、過去に遡り2014年1月3日まで休業するそうです。

よっぽど働かされててたんだな。

--

--