iPhoneの底面中央にある穴をなんと呼びますか?と聞かれたら、このMediumを読む人なら「Lightningコネクタ」と答えると思いますが、実は、一般的には「電源コネクタ」もしくは「充電コネクタ」と呼ばれています。
MacやWindowsのiTunesと接続して、バックアップやiPhoneアプリのレイアウト変更も行えるから、充電コネクタという言い方は語弊があると感じる方は「おじさん」です。
今のiPhoneユーザーの多くはMacやWindowsを個人所有している率は低く、iPadを持っているユーザーの方が多いのです。
つまり、充電にしか使わないので、Lightningコネクタなどと呼んだりしません。
では、下の画像を見た場合なんと呼びますか?
ほとんどの方は「コンセント」と呼ぶと思います。
しかし、厳密には「配線用差込接続器」と呼び「差込プラグ」と「プラグ受け」とに分かれています。
つまり、Lightningコネクタという呼び方は「2極差込プラグ」と呼んでいるのと同じで、正規表現ではあるけれど、ほとんどの人が使用していない呼び方と同じ扱いなのです。
こうしたことから、Apple正規プロバイダでの対応や、キャリアショップなどのトレーニングなどでは「電源コネクタ」もしくは「充電コネクタ」と呼ぶよう指導されています。
iPhoneは誕生して10年が経過し、特殊な存在ではなく生活の一部となったいま、部分名称も一般用語化する傾向にあるため、Appleの場合、iSightカメラという呼び方を「背面カメラ」という名称に変更したりしています。