シルヴァー・レイクの知音もびっくりする日本の無秩序

<あめりか・ものがたり>は架空のものがたりである

日本に於ける<あめりか・ものがたり>のそもそもの間違いを、さきほどの公道を占有していた老夫婦の逮捕、食中毒発生後の宿泊客への食事提供を中止する要請無視のホテルにも分かります。それは<あめりか>は小さい政府というウソです。この二つの事例を通していうならAmericaは大きい政府であり、日本は小さすぎる政府だということです。この季節にもインスペクションが入る各家々があるでしょう。詳細は各自お調べいただきたいのですが建築基準検査です。政府指定外の建増しはされていないか、消火装置は稼働しているか───。これは所有する全家屋に及びます。私なぞは家を貸してもいますから、申請を貸家に変更しなければなりません。自分のものだからまぁいいかでは違反になります。インスペクションは貸家が貸家としての基準に合格しているかを常に調査し、要請ではなく命令を下します。私たちはその命令に従わなければなりません。日本の場合は逮捕までどれほどの時間があったかは分かりませんが、放置しているということは日本でいう小さすぎる政府だと言えます。

私たちは大きな政府。それを効率よく運用する政府のくにであって、そのために税金が使途される社会です。日本は小さすぎる政府に非効率な税金が使途される社会です。天と地、雲と泥ぐらいに違うことを米国通と称する専門家は触れません。「Americaみたいになったらどうする」という自分の主張に使える<あめりか>でAmericaが利用されるのです。その逆も同じでして、すべては<あめりか・ものがたり>なのです。

要請無視のホテルもそうです。これも小さすぎる政府ならではです。私たちでなら即当局の定めた規定による営業停止ですね、これが下されます。そこで徹底的な改善をホテル側はしなければなりません。そのうえでインスペクションが入り審査が通れば営業再開できますが、二度目ですね。これはもうライセンス剥奪の措置が下され廃業せねばなりません。これもAmericaは大きな政府です。日本には政府がなさすぎるほど小さすぎる政府にすでになっているという感じであります。ですから小さすぎる政府に対する公務員数が多すぎるというはなしが出てくる。それを派遣に代替すればいいじゃないかというはなしもでてくるんでしょう。

<あめりか>は大きい政府、日本は小さすぎる政府───。

<あめりか・ものがたり>は古色蒼然としており、異次元のくにのおとぎばなしに似ております。