サウジ皇太子事件について

-変貌のなかで起きてくる表徴-


アメリカの掟

サウジ皇太子の捕縛も某らの表徴───タイミングを覚えます。アンジェレーノの少なくなくはそのようなおもいを抱いている。「ざまーみろ」はあるでしょ。率直な感情から言いまして。これはエリアによって違うこと(L.A.は地球儀そのものでありまして、回転させて眺めながらどの世界はどのエリアという都市です)ですが、アラブがL.A.の経済なら経済を苦境化させている元凶の一部であると言い放った人間がいても、まぁ世人はそれを「違う」とは言えないところがあるからです。

私の住むエリアですね、私の住み生きるエリア───。サンタモニカ、ブレントウッド、ベルエア、ベヴァリーヒルズ、ウェストウッド、マリブ───。ご承知のことかとおもいますがアッパークラス、アッパーミドルが集中して住むエリアです。ですから外国の富豪そのほかもここに住みたがる、ここを目指す。商売もここです。不動産もここです。1990年代までは世俗ジューイッシュ、チャイニーズが土地というものを握り始めました。銀行をはじめとする金融も伴っていた。これは別段不思議ではありません。どのエリアでも直接間接問わず彼らが握っていたのです。彼らにはのアメリカの掟というもの作法ですね、そこがしっかりと一線を敷いていた。つまり同じエスニシティ世界では前面に出るが、他のエスニシティでは前面には出ない。間接の間接で実利を握ればそれでよい───。こういう嗜みがあったのです。

アブラ・マネーのL.A.的経緯

ところが……。2000年に入るちょっと前から、アラブが前面に出てきた。それまではイラニアン・ジューイッシュですね。イスラーム革命で亡命してきた世界がおりました。しかし彼らは潤沢な資産を上記双つの世界に倣って不動産、ペルシア絨毯などの商いをひっそりとやっていたんです。問題はその後に入ってきた、サウジ、クェート、ブルネイ……。ここからおかしくなり始めた。公然と商業不動産を直接に買い漁る。私たちの主要な商業不動産を牛耳り始めます。彼らに系譜するアフリカ出身者を使っての、嘗てのジャパン・マネーによる買い漁り以上のことをやり始めたわけです。

チャイナ・マネーがなぜ歓迎されるのか───。それはアブラ・マネーの汚さが断然上回っているからだ。彼らはあくどく、汚いことを平気でやる。試乗車のフェラーリをぶつけておいてカネ払えばいんだろうというサウジ皇太子の行状も識る人は識る

一人の留学生に政府から毎月$4,5000のお小遣いが振舞われるほどカネを使っても使っても有り余る。そのバカ息子たちが大挙してL.A.に住む。名前は出せませんが著名ホテルの買収でもカネが余りに余り飽き足らず、数年前には隠密ホテルというんでしょうか、アメリカのセレブも得意客にいまやなってはいますが、王族御用達ともいえる一見さんお断りホテルも作り始める(王族かセレブのなかのセレブの紹介状なくしては投宿できないというような私的ホテルというんでしょう)。グリーンで私たちをぶん殴るような商いを全面的にやっているわけです。

その最大は賃貸料でしょう。賃貸料を引き上げることしかない。彼らの買収金額が買収金額ですから、自らが破格の条件で買収した結果、カリフォルニア州の重税さにびっくり仰天したんでしょうが、単純に賃貸料を上げて行く。カネが有り余っているのは自分たちだけで、よそ者からふんだくる───。「よそ者はお前らのほうじゃないか」というアメリカンや各エスニシティの怨嗟はここに生じる。ですからリーマン・ショックからベヴァリーヒルズ界隈などが最たるものですし、いま日本人街をも占拠しているのは彼らですね。ソーテル・ジャパンタウンに堂々と総領事館を構えている。

ソーテル・ジャパンタウン。彼らが狙っているエリアの一つです。この写真の隣。薄緑に壁が見えます。これがサウジ外交館です

狙っているのは日本でもある。これは日本の方がたには遠い異境の地のことでわからないでしょう。しかし、彼らはどんどん地価を上げています。ですからサウジ総領事館があの場所に移ってきた奇異さが朧景できる。居留日本人は単純ですから、韓国系だ中国系にここも買われてしまうとおののきます。実はそうじゃありません。これからソーテルはウェストサイドの要所の意味を増してゆくことを見越して(数年後にはカリフォルニアで最大の高級ショッピングモールが誕生するなど、再開発が勢いを増していますね。韓進グループもウェストウッドに超高層ビルを建設中です)、地価を上げている(彼らが地価を上げているのは複雑な理由があるわけではない。その単純な発想、強姦の発想が憎悪をもたらす。この皇太子事件はネガでありポジでもある)。

俺のカネは俺のカネ、お前のカネも俺のカネ

そのあおりを事業者が一方的に受けているわけです。例えば、或る知己の店を例にとりますと、日本でいうなら、カウンターが16席ぐらい、テーブル席合わて40名弱のお店があります。彼らのビルの持ち主は、イラニアン・ジューからサウジに変わりました。コントラクトが一度廃され新たなコントラクトを結べと迫る。嫌だったら出て行けばいい。リーマン後にこれです。ほんらいなら自分たちの所有する不動産の収入に直結するんですから、賃貸料を下げる、前のコントラクトで3%づつ改訂してゆくでテナントを引き止めるものですが、そうじゃありません。カネは有り余っているのですから、そういう発想もない。ふんだくる。賃貸料は月どれぐらいだとおもいます?。$16000です。一挙に上げる。日本ではその賃貸料が高いか安いかはわかりませんが、L.A.では破格以上の破格。ベヴァヒールズならともかくの賃貸料ですね。やっていけない。やっていけないから出て行く、あとは伽藍堂です。ソーテルはそれでもこれからの要所になることは情報が共有されていますから出ていくことはない、踏ん張ってますけれども、それも賃貸料がそれ以上に引き上げられるとどうかというはなしです。

某らの意思

サウジ皇太子の行状はいまに始まったことではありません。

彼らはあけすけ過ぎ、あけすけに他者を陵辱し他者へのおもいや公的な貢献という資質がまったくない───そこにL.A.社会の苦々しさが伏流となっている

それは私がよく識っております。某王国さんとは仲がよいものですからその手合いのはなしはたくさん聞きます。私はこれは某らの意思が働いているとおもいます。某らの意思とは一人や二人ではない意思です。そういう意思があるんだという雰囲気を確かめたうえで、やってもいいだろうはある。ですから表徴といっているんですが、これはU・S・Aの変貌、L.A.の変貌のなかで、わたしが申し上げている、作法を破るようなことどもに対する掣肘の、仕置の意味はあるでしょう。それでアブラ・マネーが気づくはずでしょうね。いろいろな狙い撃ちがさまざまに彼方此方急に出てきている。これをきちんと獲まなきゃいけない。そういう世相であることを含めまして。

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