理念の共和国


理念の共和国───。
 これが私たちAmericaそしてFranceです。この作品はAmericaでありFranceであり、ことばにいえないもがきであり、投げ捨てたくなる気持ちであり、そして続けなければならないことです。
 ですから話し続けなければならない。

話し続けなければ終わってしまいます。
 理念を実現することはとてつもなくしんどい。忍耐、感情との折り合い、そしてつけられない折り合い。それでも続けなければ終わってしまう。理念はしんどい。しんどくて嫌になる。それは理念の共和国人がすべて誰一人となく通過し、そして通過し続ける感情と記憶であります。ましてやAmericaならFranceほどのしんどさはないかも察れないし、その逆もあるかも察れない。

おそらく日本の人びとは理解できないかも察れません。
 理解とはこの作品を見た時に起こる、しんどさであり、爆発したくなる感情の記憶です。しかしそれも日本に来ているとおもいます。少なくない移民たちがいます。その子供たちの感情はどこにあるか───それは日本に起こる理念なのです。いまは少ない彼らが理念をつくっているかも察れません。その理念がこれまでの日本に及ぼすものがでてくる───。
 バベルの学校 La Cour de Babel — School of Babel(「一澤信三郎帆布・ドキュメンタリーアワー」・デモクラTV)をぜひご覧になることをお奨めします。

と同時にこの学校を育った人びとが世の中を動かし始めるという意味───それがU・S・Aで起きている大変貌だということ。

この学校から想像していただければU・S・Aでたいへんなことが起きていることをご理解いただける───そのように希いつつ。