限界のない自分を信じる

とある本で、ビビビッときた表現がある。

うちには今、6歳になるポメラニアンがいます。めんこいやつです。彼は生まれてすぐにうちにきたので、彼が入ったらこまる部屋に小さい柵を設けました。
やがて彼は成長し、行ける部屋が増えました。新たに行ける部屋に、新しい柵をつけました。飛び越えました。柵を高くしました。飛び越えました。
(略)
こんな高機能型ポメラニアンにも苦手なものがあります。それは、一番最初に設けた、一番低い柵です。その柵だけは越えられないんです。楽にまたげるはずの10センチ柵の向こう側で、「無理です」という表情でじっとしています。彼は「できない」と思い込んでいるのです。だから本当はできることが、できないのです。
 — 好奇心を “天職” に変える空想教室 / 植松 努

どんな柵でも乗り越えられるぐらい大きくなったワンちゃん(シェパード)が、唯一乗り越えられないものがある。小さいときに一緒だった、一番小さい柵。まだ小さかった頃の「自分にはこの柵を越えられないんだ」という想いが、一番の壁になっている。

例えば、自分が壁にぶち当たって挫折したとする。確かに、そのタイミングではできなかった(乗り越えられなかった)のかもしれない。だからと言って、しばらく時間が経ってもそれがずっとできないとは限らない。

それは、知識や経験が溜まってきたから、乗り越えられるのかもしれない。考え方が変わったり、別の見方をしたら糸口が見えた、という可能性もある。

一方で、その時できなかったという事実はある。ただ、その事実は、「その時」できなかっただけ。自分のこれからや今後が、できなかったという結果だけで決まるわけではない。「その時」できなかったことで、必要以上に自分を責めなくていい。

挫折しそうになったら、「なんでそうなったんだろう」とか、「他にも乗り越え方、やり方がないだろうか」と、考えることが必要なんだろう。

自分の中に限界を作らない。壁を前にしても単純に挫折しない。この2つが、壁を乗り越えるためには大切だと思った。

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