同じコンテンツを日英同時公開したら、なぜこれだけの差がついたのか?

Mediumを始めた1週間後の結果について考えてみる。

Mediumで初めてのストーリーを公開して、一週間以上経ちました。自分なりの実験として日本語版(日版)英語版(英版)を同時公開してみたのですが、今日はそれらを比較した結果をシェアします。

まず、公開時の条件は以下のとおりです。

  • タイトルを含めて、同じ内容にすること。
  • 同じタイミングで公開すること。
  • Twitter、Facebook、LinkedInなどの他のSNSでは公開しない。
  • 日英の相互リンクを貼らない。

そして、以下がその結果です。衝撃的でした。1行目が英版で2行目が日版です。

2017年2月14日時点でのStats

正直言って、ここまでの差が生まれるとは思っていませんでした。英版は予想よりも読者が少ないなぁという印象でしたし、日版は幸運にも予想を遥かに超えてみなさんに読んでもらえてびっくりしました!

なぜ、同じコンテンツを同時に公開したにも関わらず、日英でこのような差が生まれたのでしょうか?日英の記事に分けて、考えをまとめてみました。


1. なぜ英語版の記事訪問者が1週間で8人しかいなかったのか?

a. 英語のライティングスキル

実際、私がどれくらい英語のライティングスキルがあるのか定かではありません。今回は他人の力を頼ることもできませんでした。従って、英版には相当間違いがある気がします。

また、Mediumではそもそも他のSNSよりもライティングスキルが求められているように思います。MediumのUIデザインは、読み手が文章や書き手の意図に集中しやすいように作られています。なので、私の何となく書いた英語の文章が、読み手の快適な閲覧を妨げている可能性もあります。

b. ユーザー数

Mediumには膨大なユーザーがいます。以下の記事によると、Mediumの月別ユニークユーザー数は3000万人だそうです。

もちろん、私のストーリーが大海原に放り込まれた石ころのようなものであることは理解していました。私にできることと言えば、ユーザーをフォローしたり、リコメンドやレスポンスと言ったMediumの機能を駆使して、ストーリーを書き続けることぐらいです。

c. 著名なユーザーや人気のあるパブリケーション

Mediumには政治家、企業の経営者、スポーツ選手、編集長など、著名な方々が多数参加しています。そして、人気のパブリケーションは各ユーザーのプロフィールページで公開される記事に影響を与えそうです。以下の記事から、著名なユーザーや人気のあるパブリケーションがご覧になれます。

読み手の方々は、プロフィールページに行ってストーリーを読むというよりは、パブリケーションの一部としてストーリーを目にすることの方が多いのではないでしょうか?どちらかというと、お気に入りの雑誌に目を通している感覚に近いのではないかと思います。私が当初思っていたよりも、ユーザーの多くはMediumを受動的に利用しているのかもしれません。

c. Interests of users

英語圏に住むユーザーのほとんどは、Mediumそのものというよりは各自が気になるテーマに興味関心が移っているようです。以下の記事によると、Mediumで人気があるタグのTOP3は#politics、#trump、#sportsだそうです。

一方で、英版では#Medium、#Social Media、#Facebook、#Writing、#UXのタグをつけました。もしかしたら英版と英語圏でポピュラーなタグとの違いのせいで、彼らにリーチできなかったのかもしれません。

2. なぜ日本版の記事訪問者が伸びたのか?

a. Medium Japanからのリコメンド

おそらくほとんどの日本人ユーザーの方々は、日本語に翻訳された記事を読むためにMedium Japanをフォローしているのではないかと思います。そのため、日版に対してMedium Japanからリコメンドされたことは、記事訪問者数に大きな影響を与えました。実際、リコメンドされた後は記事訪問者数が急激に伸びを見せました。

b. ユーザーからのリコメンドやフォロー

ありがたいことに、何人かの読者の方は私のストーリーをリコメンドしたり、フォローしたりしてくださいました。この結果、#Medium Japanや#日本語といったタグの上位に表示されるようになり、さらに記事訪問者数が伸びているようです。

また、フォロワーの方の中には、

  • 読む専門で記事を書かれていない方。
  • フォロー数もフォロワー数も少なく、おそらくMediumを始めたばかりの方。

もいらっしゃって、なぜ私がMediumを始めたのかをまとめたストーリーがその方々のニーズにマッチしたのかなと思うと嬉しいです。


今回、英語で書いた記事に対してフィードバックをもらうのは難しそうだなぁということは良く分かりましたが、日英で書くスタイルは引き続き維持しようと思っています。ここからは色々とトライアンドエラーを続けてみます。まだまだ始めたばかりですので。

英語で配信されている方で、海外の方にストーリーを届けるためにされている工夫などありましたら、ぜひレスポンスで教えていただけると嬉しいです!

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