WordCamp Kyoto 2017の実行委員になった話

Ippei Sumida
5 min readAug 10, 2017

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WordCamp Kyoto 2017の実行委員をやった感想です。

実行委員になったきっかけ

今回WordCamp Kyoto 2017の実行委員になろうとしたきっかけですが、WordPressコミュニティのイベントの実行委員側がどんなものか体験したかったからです。2016年にはDojoCon Japan 2016の副実行委員長を務めたのでイベントの実行委員がどんな感じなのかはなんとなくわかるのですが、他のコミュニティではどのように運営していくのか体験してみたかったという感じです。

配属は会場チーム

今回は会場チームに配属となりました。2015, 2016年と大阪大学で開催していましたが、今年は京都大学で初めての開催となりました。会場チームでの主な作業は

* 会場のレイアウトを決める
* セッション以外のブースの企画、運営
* 搬入・搬出
* 会場設営

となります。この中で今回は、ブースの企画、搬入・搬出、会場設営をお手伝いしました。

パーラービーズコーナーの企画

まるまる1コーナーの企画、運営をお願いされましたのですが、依頼は『子供の楽しめる場所』でした。当初は子供向けWordPress開設ワークショップを予定していたのですが、WordPress.comは13歳未満の子供は規約上利用できないため、参加・同伴の子供全員が参加ができない可能性があり、残念ながら見送りました。次にDojoCon Japan 2016でも実施したパーラービーズコーナーを提案したところ、なかなかウケがよかったのでこの案で行くことにしました。
パーラービーズ』とは、今子供達に人気の創作おもちゃで、好きな絵や形をビーズで作り、アイロンをかけることで固めて簡単にモチーフを作ることができるおもちゃです。制作用のプレートにビーズをドット絵のように配置していくので、子供達でも簡単にモチーフを作ることができます。

パーラービーズの図案ですが、わぷーやWordPressアイコンにしてみようと実際にビーズを購入して自宅で試していたんですが、やはり難しくどの図案もだいたい1時間〜2時間かかってしまっていました。これはまずいといろいろと試行錯誤していたところ、おくさんに「パーラービーズでワプーを作っているのを見たことある。」と紹介してもらったのが、@youthkeeさんの『はじめてのアイロンビーズ-お気に入りのキャラでオリジナルグッズを作ろう!』でした。実際に試したところ10分程度で作成でき、これはいける!と思い@youthkeeさんにご連絡したところ、快諾していただきまして、図案が無事に決定しました。@youthkeeさんありがとうございました!

パーラービーズコーナーの運営

無事当日迎え、パーラービーズコーナーを開設しましたが、なかなか想定外の結果となりました。まず、予想以上にたくさんの人が参加してくれました!
正直なところ、そこまで人が集まるとは思っていなかったのですが、たくさんの人に楽しんでもらえました。そしてもう一つは、みんなオリジナルの作品を作っていました。こちらで用意したサンプルは

こちらですが、色を変えたり中の文字を変えたり、別のサービスのロゴを作ったりと運営側も見ていて飽きないブースになりました。

作品の一例

パーラービーズコーナーの反省点

上記の通り、かなり盛況でブース的には成功でしたが、反省点もいくつかありました。まず、そんなに人くると思っていなかったのでアイロンが1つしか用意しておらず、何人かお待たせしてしまったこと、そしてビーズの種類が少なかったので、思い通りの作品を作ることができなかった人が何人かいたことです。当日スタッフ配置の見込みも甘くて、当日スタッフの方にはご迷惑をおかけしました。パーラービーズコーナーを開催するときは、混雑するものと想定して余裕をもった計画を立てた方が良さそうです。

実行委員をしてみてよかったこと

WordPressコミュニティの層の広さを感じることができました。デザイナーさんやエンジニアさんはもちろんのこと、他の業種の方もたくさんいて、バラエティに富んでいました。そんな方達とコネクションを作ったり、作業の仕方を参考にさせてもらうにはとてもいい場所だなと思います。あと、WordPressにちょっと貢献した感があって良いです。関わるならちょっとは貢献したいと思っていたので。

まとめ

というわけで、WordCamp Kyoto 2017に実行委員として参加してよかったなと思いました。来年も実行委員できたらいいなーと思いつつ、次回の開催予告を待つことにします。

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