はじめましてはじまり

そのときはそこに繋がるなんて思わないでしょうって話。

約3年前のイタリアからの帰りの機内。

3人席の真ん中の席。この時点ではあまりテンションがあがらない。

右には仕事ができそうなおじ様。

左にはちょっと小洒落たおば様。

真ん中にはロン毛の野暮ったい僕。

周りからみても家族には思われないであろう3人組。

離陸間際、左のおば様が頭上の荷物いれから何かを取り出そうと背伸びしながら荷物を取ろうとしている。が、なかなか取れずにいた。

おせっかいなロン毛は荷物をとってあげた。

無事離陸をし両サイドの人達と荷物を有難うから少々の会話。機内食の準備などをした。

機内食が終わり小洒落たばぁ様はそそくさ寝てしまった。

おじ様はセオリーとおり本を読んでいる。

一方、ロン毛は旅先での写真を見返している。

するとおじ様が「カメラマンですか?」と「ただの旅人っぽさあるだけです」と。

そこから話は盛り上がり仕事のことやライフスタイル、夢のはなし。

会話や睡眠を終える頃飛行機は無事に来日をむかえました。

空港では預けた荷物がなくなる事件が発生。

保険屋に連絡をしてなんとか対処したものの焦ってるロン毛をみかねておじ様登場。

「関東に住んでいるから何かあったら連絡をしてください」

パーフェクトおじ様かよ。

こう見えてマメなロン毛は無事の帰宅を報告。

それから関東に出向く時は連絡をいれ呑みにいく関係が続いている。

おじ様はワインが好きでワインバーによく連れて行ってくれる。


2016年夏。

相方がWWFFOでワインナリーで働きたいと言ったので旅人仲間に情報を求めたところ、おじ様から「友人とワインバーで飲みながらワインナリーの話をしたところ隣に座っていた男性がいいワインナリーを紹介してくれました」と。

話はトントントンと進み1人はワインナリーへ1人は京都の寺に修行にいきました。

あの時、荷物を取ろうとするおば様がいなくて荷物の遅延がなくてあの席でなかったら今はどうなってるか謎だけど小さなことが時間をかけて効果を発揮して少しずつ人生を動かしていくなーって実感した2016年夏のおわり。

ちなみに作ったワインに名前を付けていいと言われまじめな名前や造語、ふざけた名前など案をだしたけどピンと来ずコンセプトから考え直した結果

hitofusa

に決まりました。

1つ1つは1つに繋がってるという意味を込めて。

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