今年の夏はここから始まる!「真夏の方程式」を見直して見た

Contents

1.映画のあらすじ

2.僕がついつい何度も見てしまうシーン

3.ガリレオシリーズにハマる訳


GWに突入し,日に日に夏の足音が近づいてくるのを感じます.テレビの特番,ラジオから流れる音楽,何気なく目にした雑誌の写真,至る所に夏を感じる要素が増えてきました.そんな夏の気配を感じたからか,急に映画「ガリレオ 真夏の方程式」を見たくなって,今日3回ぐらい見直しました.(内2回は他の作業をしながら流してただけですが・・・)

改めて見て思うのですが,「実に面白い」作品でした.いやー本当に面白かったです.まだ見ていない方がいらしたら是非見ていただきたいです.今年の夏はここから始めましょう!きっと素敵な夏になりますよ.



1.映画のあらすじ

映画の舞台は風光明媚な海辺の街,玻璃ヶ浦です.この街で海底資源の開発をめぐって賛成派と反対派が論争を繰り広げている中,物理学者の湯川学は電磁探査のアドバイザーとして玻璃ヶ浦を訪れる事になります.

玻璃ヶ浦での宿泊先に緑岩荘という宿を選んだ湯川は,この宿で起きる殺人事件に巻き込まれて行く事となります.

事件を追って行く過程で,今回の事件と15年前に起きたある殺人事件との関連性が次第に解き明かされ,そしてその裏に隠された緑岩荘を経営する川畑家の秘密を知ってしまう事になります.

映画のもう1つの主軸として湯川と少年のふれあいが描かれています.玻璃ヶ浦へ向かう電車の中で,湯川は柄崎恭平と言う一人の少年に出会います.この少年は川畑家の親戚であり,湯川と共に緑岩荘に泊まるのですが,湯川の冷たい態度に構わずグイグイ距離を縮めてきます.そんな少年と触れ合う中,子供嫌いな湯川が少年と楽しい一夏の思い出を作るシーンが本作品の見所の1つだと思います.


2.僕がついついなんども見てしまうシーン

映画のメインストリームである事件については,正直あまり面白くありません.犯行の動機は軽率,手法はいたって平凡で,前作の「容疑者Xの献身」に比べるとかなり見劣りしてしまいます.

一方で湯川と少年のふれあいを描いたシーンは激しく心を動かされるものがあります.僕が何度もリピート再生をしてしまうのは湯川が少年と共にペットボトルロケットを打ち上げるシーンです.

船酔いをしてしまうし,まだ泳ぐ事もできない少年は,それでも水晶に例えられるほど美しい玻璃ヶ浦の海の中を見てみたいと呟きます.少年の願いを聞いた湯川はペットボトルロケットを使って少年の望みを叶えるのですが,その過程を描いたシーンはこの映画の最大の見所です.

少年と共に何度も何度も修正を繰り返しながら実験を行う姿,少年に説く人生の教え,夏のウキウキした気分を彷彿とさせる音楽,そしてそれらを包み込むどこまでも青い海.映像作品が持ちうる武器を総動員した名シーンです.何度見ても飽きる事がありません.

少年との触れ合いでもう一つ心に残るシーンがあります.それは映画のラストシーンです.少年は今回の事件に巻き込まれてしまい,心に大きな傷を負ってしまう事になります.そんな少年が思い悩み,湯川に答えを求めます.

そんな少年に対する湯川の返答は暗唱できるほど心を打たれました.

「楽しかったな.」

開口一番のこの一言でもう胸が熱くなります.辛い経験もしましたが,それでも少年にとって,そして湯川にとっても楽しい夏だったのでしょう.

「この夏休み、君は色々なことを学んだ。問題には必ず答えがある。だけど、それをすぐに導き出せるとは限らない。これから先、君はそういう事をいくつも経験していくだろう。それは僕も同じだ。でも焦ることはない。僕たち自身が成長していけば、きっとその答えにたどり着けるはずだ。君がその答えを見つけるまで、僕も一緒に考える。一緒に悩み続ける。忘れるな。君は1人じゃない。」

こんな大人に僕もなりたい.まだまだ修行をしなければ・・・.

文字にしてしまうと平凡に見えてしまうかもしれませんが,ぜひ玻璃ヶ浦(ロケ地は伊豆)の海と共に福山さんの声で聞いて見てください.心打たれるはずです.


3.ガリレオシリーズにハマる訳

真夏の方程式に限らず,ガリレオシリーズは大好きです.福山さんの演技も好きですし,ドラマ全体の描写やコミカルなちょっとしたやり取りも好きです.でもそれより何より,湯川学という人物の物事に取り組む姿勢が大好きです

科学の実験は失敗の繰り返しです.思えば2007年に放送されたドラマの第1シリーズの第1話から湯川は成功するまで実験を繰り返していました.強力な炭酸ガスレーザーを用いた人体発火事件を解明するのに鏡の角度をコンマ単位で調整し,43回目の実験でようやく成功にたどり着きました.

こういう姿勢は科学実験以外のところでも見受けられます.第6話では刑事と共に電波が通じない密室に閉じ込められる場面があります.湯川は携帯をメール送信状態にして,密室の外に投げ出して助けを求める方法を思いつきますが,これも成功するまでに何回も何回も繰り返しました.

1つの仮説を立てたならば途中で諦める事なく,仮説の真偽が証明されるまで愚直に実験を続けます.しかしダメだとわかればかけた時間と労力に固執する事なくすかさず次の仮説へと移ります.

湯川学が何かをする時,そのアプローチがとても好きです.失敗に立ち止まる事なく,泰然として前へと進み続けます.

僕自身多くの失敗をしてきました.そしてこれからも多くの失敗をすると思います.失敗が嫌になりそうになった時,湯川学を思い出して僕は姿勢を正します.

失敗は恐れろしいものではありません.成功するための1つのデータに過ぎません.失敗をするたびに,僕たちは上手くいかない方法を1つ発見しているのです.上手くいかない方法を1つずつ排除して行った時,成功への道が見えるのです.そんな真理を彼の姿勢から学ぶ事ができます.

だから僕はガリレオシリーズにハマっているのだと思います.

ドラマも映画も第3シリーズやってほしいです...

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