Instagramで急にエンゲージメント率が極端に下がったらシャドウバン(Shadowban)の可能性あり。原因と対策について。

この記事はインスタグラムマーケッターのAlex Toobyさんの記事を許可を得た上で翻訳・追記などして書いています。
また、Instagramが公式に発表しているものではなく、あくまでこうなのでは、という推測を元にした記事ですので、自己責任でご活用ください。

もともとこのシャドウバンという考え方、公式に発表されているものではなく、”Instagramを使ってマネタイズしよう”という趣旨のfacebookグループの議論の中で浮かび上がってきたようなんですが、同様の問題が起こっていると思われるアカウントは沢山あるため、おそらく存在するのでは…と言われています。通常のバンに対して、こっそりバンなのでシャドウバン、と呼ばれているようです。実際似たような現象を見聞きしたりする機会も多く、この記事も面白いなと思ったので紹介させて頂きました。

(2018/06/05追記)
Instagramがオフィシャルでシャドウバンというのは実際にはないよ、という発言をしています。(ただ実際に他のユーザから見えなくなるような挙動はあると思うのだけどどうなんでしょうね・・・)


シャドウバンとは?

シャドウバンについて説明する前にまず考慮しないといけないのは、2016年6月以降Instagramは様々なアルゴリズム変更を試していて、多くのアカウントで場合によっては50%以上ものエンゲージメント率低下が発生したことです。つまり、あなたのエンゲージメント率が一時期より低かったとしても、必ずしもシャドウバンされているわけではないということです。
また、Instagramは以下のようにも書いており、ハッシュタグ検索自体にバグがあったりもするようです。

一部のユーザでハッシュタグ検索に問題が発生しています。システムを改善できるよう、継続して作業しています。

しかしながら、全てのケースが上記に該当するわけではないようです。

シャドウバンとは、簡単に言えば、Instagramの規約を遵守しようとしないユーザに対する、Instagramの対抗策であると考えられています。
シャドウバンはあなたのアカウントを他のユーザから見えなくさせ、新しい人々があなたのアカウントにたどり着くのを妨げます。
具体的には、あなたの写真はハッシュタグのページに表示されなくなります。あなたの写真は、あなたの既存のフォロワーからは見ることは出来ますが、他のユーザーからは存在しないように見えます。あなたのフォロワーが少ない場合や、アカウントが新しい場合は、新たにフォロワーを得ることが著しく難しくなってしまいます。


どうやったら自分がシャドウバンされているか確認できるの?

あなたがシャドウバンされているか確認する方法は、あなたをフォローしていない人、3〜5人にお願いして、あなたがハッシュタグ付きで投稿した画像がそのハッシュタグページに表示されるか確認してもらうことです。(過去に100万枚も投稿されているような巨大なハッシュタグの場合は、ハッシュタグ付きで投稿しても流れてしまうので、小さめのハッシュタグで確認すると良いでしょう。)

Instagramからログアウトした状態で、ブラウザでハッシュタグページにアクセスしにいくことでも簡易的に確認できるかもしれません。(ただしログインユーザの挙動と、非ログインユーザへの挙動は異なる可能性はあります。)

もし全員があなたの画像を見れない場合、シャドウバンされている可能性が高いです。もし何人かは見れる場合は、シャドウバンはされておらず、上述したハッシュタグ関連のバグに遭遇している可能性が高いです。


なぜ自分のアカウントはシャドウバンされているの?

Instagramはこのトピックに言及することを避けていて、シャドウバンの原因について見解を示していないどころか、その存在さえも認めていません。しかしシャドウバンはあなたがInstagram上で行ったアクションによって引き起こされていると考えられます。スパマーのように見える行動をすればするほど、シャドウバンされる可能性が高まります。

シャドウバンされる可能性のあるアクションで現在考えられるのは以下です。

  1. Instagramの規約に違反したアプリを利用している
    これは自動でいいねしたり、フォロー・アンフォローを繰り返すなどし、あなたのアカウントのフォロワーを増やすことを謳っているbot系のサービスを含みます。Instagramはアクションの自動化を明確に禁じています。例としては、 Followliker、Mass Planner、Boostly、 Social Envy、Socially Richなど。
    また、自動で画像を投稿してくれるようなアプリやPCから投稿できるようなアプリも規約に違反します。例としてはGrum、Onlypult、Schedugram。(予約した時間になったらpush通知してくれるだけのようなアプリは大丈夫。)
    また複数アカウントを使っている際に、そのうちの一つでも自動化系のアプリを使っている場合は、利用するIPなどの兼ね合いで他のアカウントまで影響を受ける可能性があります。
  2. Instagramの利用上限を超えた活動をしている
    Instagramのいいね、コメント、フォロー・アンフォローの各アクションは1時間あたりと1日あたりにできる上限が決まっています。そのアカウントがどの程度長く運用されているかにもよるようですが、一時間あたりにそれぞれ150いいね、60コメント、60フォローアンフォローが目安のようです。フォローとアンフォローはその合計です。作成したばかりのアカウントだとスパム対策のためか制限を受けやすいような気がします。(150いいねって結構少ない気もしますが、サードパーティのサイトでのAPI経由だと60いいね/時間、と更にタイトな制限になっています。)
  3. 問題のあるハッシュタグを使用している
    Instagramのハッシュタグは様々なユーザが利用するため、どういった写真にどういうタグが付けられるかはコントロールすることが困難です。そのため、時として一見問題のないようなタグにも、アダルトな画像やスパム、ヘイトスピーチのような画像が多く混ざることがあります。これに対し、ハッシュタグの画像を全く表示しなかったり、一部画像のみを表示して全ての画像は表示しない、などInstagramが対策を取っているハッシュタグがあります。こういったハッシュタグを使うと、その他のタグを使っていても無効になり、そのタグの画像一覧にはその画像が掲載されないなどのケースがあるようです。
    例えば #beautyblogger というハッシュタグは利用が制限されていて、アプリで検索しても表示されませんし、実際のハッシュタグページでは「#beautybloggerの最近の投稿は、コミュニティからInstagramコミュニティ規定違反の報告があったため、現在非表示になっています。詳細はこちら」という記載があり、トップポストだけが表示されています。
  4. あなたのアカウントが頻繁に通報されている
    アカウントの通報はInstagramに対してそのアカウントが規約やコミュニティガイドラインに違反している(スパムや著作権違反、問題のある画像の投稿など)ことを知らせるもっとも早い手段です。頻繁にあるような場合は、アカウントが完全にバンされたり、シャドウバンされる可能性がでてきます。

どうやったらシャドウバンが解除されるの?

  1. 自動化系のアプリの利用を停止し、不審なアプリを連携していれば解除する
    これはシンプルに、現在自動化するようなアプリを利用しているなら、利用をとりやめることです。(実際コメントやフォローを自動に行うようなアプリを使っている場合、コメントされた側は案外気づくものです・・本当にあなたのアカウントのファンになってくれるフォロワーを集めるほうが価値があるでしょう。)
    また、念のため、許可済みのアプリに見に覚えのないアプリがあるならアクセスを取り消しておくと良いでしょう。多くのアプリは問題ないとは思いますが、もしあなたが記憶になくリストに表示されているなら削除しておいたほうが無難でしょう。
    許可済みのアプリ一覧はブラウザでInstagramにアクセスし、あなたのプロフィールページで歯車のアイコン⚙をクリックし、「許可済みのアプリ」をクリックするとみることができます。
  2. 問題のあるハッシュタグを全て除去する
    あなたが過去に利用しているハッシュタグを全てチェックして、問題のあるハッシュタグを使っていないか確認しましょう。ハッシュタグに飛んでみて、画像が一枚も表示されなかったり、スクロールして「最近の投稿は、コミュニティからInstagramコミュニティ規定違反の報告があったため、現在非表示になっています。」という記載があるハッシュタグは問題があります。そのようなハッシュタグを見つけた場合は、今後も使わないようにする必要があります。ハッシュタグはキャプションに書いてあっても、自分が書いたコメントに書いてあっても動作するので、キャプションだけでなくコメントからも削除する必要があるので要注意です。
  3. 48時間利用を停止し、その後はInstagramの制限を守る
    上記の2つが終わったら、一旦ログアウトし、2日間Instagramにログインしないようにしましょう。これによってシャドウバンが解除されたと報告しているユーザがいるようです。特に一定時間に大量のアクションを繰り返して警告ウィンドウが出たようなケースの場合は有効だと思います。
  4. “裏技”的なものの利用はやめ、コミュニティガイドラインを遵守する
    もしInstagramの裏技的なものを活用しているのであればやめておきましょう。例えば、Instagramの1投稿に付けられるハッシュタグの数は通常30ですが、キャプションにハッシュタグを書かずに投稿して、コメントで30個ハッシュタグを書いた後に、キャプションにハッシュタグを追記して最大60個のタグをつける、などです。
    また、Instagramを活用する上の指標になるコミュニティガイドラインはこちらから見れるので一読しておきましょう。
  5. Instagramに問い合わせる
    Instagramとfacebookが問い合わせしにくいサイトの作りになっているのは周知の事実ですが、問題について問い合わせてみるのは試してみる価値があるでしょう。
    アプリで、プロフィールページにいき、右上の歯車アイコンをタップして設定を開いて、しばらく下にスクロールすると問い合わせへのボタンがあります。具体的に、利用しているハッシュタグページに画像が表示されない、などを不具合として問い合わせると良いでしょう。(急にいいねされなくなった、などはInstagramからするとどうしようもない話なので…)返信があることは期待できませんが、シャドウバンから復活する可能性はあるでしょう。
  6. ビジネスアカウントから通常アカウントに変更してみる
    これは実際に有効なのかは定かではないですが、もしあなたがビジネスアカウントを利用しているのであれば通常アカウントに一度変更してみるというのも試す価値があるかもしれません。(これは訳しててさすがに陰謀論な感じがしなくもないのだけど、)Facebookはビジネスアカウントに広告出稿させるために、エンゲージメント率を意図的にさげている噂があるようです。このため、通常アカウントに戻すことでシャドウバン状態から抜け出せる可能性があるのでは、と考えられています。

以上、シャドウバンとは何か、とその原因と対策についてでした。

まぁなんというか、インスタグラムマーケティングするにもずるせずに真面目にコツコツやりましょうね、というのと、ハッシュタグの活用には少し気を使いましょうね、という感じでしょうか。
また面白い情報があれば紹介したいと思います。

Joe Mio
Instagram @jmworks