アメリカからみた日本が高度成長期で止まっていた
ボストンで近所におもちゃ屋があって、
レジ前に子供向け地図が貼られていました。
かなり色あせてますが、
日当たりキツイ店なので、
他の商品もたくさん色飛びしています。
さて、世界地図はJAPANが中心とは違い、
極東(右側の端)に位置していますね。
ズームアップして見てみましょう。
かなり無茶苦茶ですね。
ゲイシャ、忍者、侍じゃないだけマシですが、
工場と自動車、カメラなど。
高度経済成長期のイメージでしょうか。
カメラの位置が適当。
唯一の食品部門がわんこソバ!?
北海道は、どうせ車なら対ソ連で戦車でしょ。
ここから東アジアに視野を広げると、
なんとも掴みづらいですが、
いずれにしても古いですね。
あと、わんこソバ、中国で使い回し!?
では、自国アメリカをどう見てるのか。
豚、さっきの北朝鮮から使い回し!
西海岸のシリコンバレー付近には、
ノート型のパソコンがあるので、
そこまで古くないのですね、これは。
そうすると、日本を含む東アジアは、
数十年前から発展や印象が止まっている。
固定観念と言ってしまいましょう。
この地図は$17,99(約1800円)で、
新品には「Best toy awards」という
金ピカのステッカーが付いていました。
日本の発信力不足も原因でしょうが、
地図を塗り替えていきたいですね。
なんせ将来を担う子供向けですから。
アメリカだけの地図が隣にありました。
アメリカも多種多様、自国の地域性をつかむのもカンタンではありませんね。
日本で「何県はどこにある?」と、
よくクイズ番組になっています。
アメリカでもこの地図を見ていると、
主要な都市以外は位置関係や地名、
関心のない人には、あいまいなのかも。
そうすると、極東に目を向ける気も暇もない。
排他的な自国最優先を言って人気の、
トランプ大統領候補が思い浮かびました。
ボストンのおもちゃ屋で2枚の地図を見比べながら
隅に追いやられがちな日本の位置を確認しました。
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