Tokyo is a paradise for a sorrowful food
岩下 啓亮
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イワシさん(とお呼びして良いのでしょうか?)、レスポンスいただきありがとうございます!

twitterでご紹介いただいたのも嬉しいかぎりです。いちど公の場にあげた文章なんですから、失礼だなんて全然ないです。

このストーリーは、最初は海外の人が日本の食をどうとりあげているのか、気楽な気持ちで書きはじめたのですが、書いているうちに「でもなぁ」と思いはじめて、半分以上消してから方向転換をした覚えがあります。

日本人にとって「たまたま食べることしかなかった」という問題、以前にイワシさんが述べられていた、日本映画が「開かれていない」という問題ととてもリンクしていると思うんですよね。

さらにこの問題はBREXITとも深いところで繋がっているような気がして、やはり島国という地政学的な要因が大きいんじゃないかと思います。

島っていうのは海から突き出た「山」なので、その中心には必然的に「一番高いところ」がある。

そうすると、そこに住む人たちは朝昼晩となく島の中心を目にすることになり、そのような内向きの物の見方に慣れてしまうことが、島の辺縁、さらにその外を見るという視点を、失わせてしまうんだろうと思います。


イタリアで食べた料理はいずれも薄味で、あっさりを通り越して素っ気なく感じるほどでした。調味料に頼ってないというか、素材そのものの味を重視しているというか。日本の「イタ飯」のほうが、よほど複雑玄妙奥行きある味つけなんですよ。

バブル期のイタ飯ブームの影響ですよね。日本でイタリア料理が何かおしゃれで洗練された食べものとして認識されているのって。

イタリア料理の真髄は田舎の家庭料理にある、というのはよく言われることです。イワシさんは多分それをじかに肌で(舌で)感じてこられたんだと思います。羨ましいですよー。

ともあれ、日本へのインパウンドが日本の食をどう見てどう味わったのか、興味津々なので、Eaterの記事を読んでみますね。

ぜひ読んでみてください!

外国の人が面白がっているポイントが「スキヤキ、テンプラ」といったハレの日の食べものだけではなく、コンビニやデパ地下で買える食べものにシフトしていっているのが、食のグローバリゼーションを感じさせてくれますよ。

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