事業は「価値を作る」ことから始める

事業を作るときにどうやって考えれば良いか?色んなフレームワークがあると思いますが、僕は、シンプルに下記の2つのフェーズで考えれば良いと思っています。

1,圧倒的な価値を作る

2,その価値を広める

まずは圧倒的な価値を作る

この2つの順番が大事だと思ってます。まず「圧倒的に人の役に立つ価値を作る」フェーズがあり、次にその「価値を広める」という順番です。

スタートアップや新規事業を企画するときに、いきなりビジネスモデルやスケール化の話から入るケースは、たいていうまくいかないと思います。ビジネスモデルやスケール化というのは、「価値を広める」ことに関連することが多く、「価値を作る」という観点ではむしろ逆効果なこともあると思います。

まだまともに役に立つサービスの形が作れてない段階から、「スケール」とか「効率」とかいう言葉が出ていたら、ヤバイ兆候じゃないかと思います。

まずは、どれだけ泥臭くても、ニッチでも良いので、特定の分野で圧倒的な価値を作ることに全勢力をつぎ込まなければならないと思ってます。それで非効率でも、赤字でも良いので、とにかく200点が取れるようになったら、その価値をビジネスモデルやスケール化の力を使って、100点とか150点の価値でなんとかキープして多くの人に提供する方法を考えるべきだと思います。

頑張っても100点しかとれないものを50点や70点にして、無理やりばらまくのはしんどいと思います。それではただの安かろう悪かろうで、欲しい人が限られていて、結局はスケールしないです。早くスケールさせたいのは分かりますが、焦ってスケール化から入ると、結局はスケールしないことになるのかなと思います。

スケールするスタートアップ

自分は、最近、スタートアップ企業の仕事が増えました。具体的にはSEOのツールを売りつつ、検索トラフィックを増やす相談にも乗っています。実は、Webを使ってトラフィックを増やすようなことは、慣れればそんなに難しくないです。

でも、しっかり価値を作るフェーズを踏んできてない事業の場合、新規トラフィックを増やしても、リピート化やファン化が進まず、事業自体が、あまり成長しないです。

僕はスタートアップに挑戦する人が好きです。だから、失敗してほしくないと思ってます。だから、しっかり価値を作りこんでないスタートアップには、闇雲には支援しないようにしています。

手堅いとか、チマチマしているなと言われることがありますが、過去の自分の会社含めて、まともな価値が作れてないまま無理やりスケールさせようとしてしんどいことになってだめになった会社を見ているので、何と言われようと、このフレームワークは変えられないです。