UXデザイン連続セミナー Day3の話。

UXデザイン連続セミナーDay3で名古屋へ再びの遠征をしてきました。
Day2は台風による警報が出ていたため参加できませんでしたが、今回Day3前にDay1と2の座学補講があったのでそこからの参加です。
しかし…今回も台風と開催日がカブリそうになったものの、予定より早く通り過ぎてくれたわけですが、3回中3回悪天候予報とかち合っています。
なにかあるねこれは…!
ちなみにDay2の座学補講で面白かったのはペルソナの作り込みのくだり。
アルプスの少女ハイジのアルムおんじを例に、アルムおんじの資産としてヤギと山小屋しか無いのに(裕福では無いにしろ)ハイジをどう養っているのか?と、めちゃくちゃキャッチーな入り。
木工品を作って売る器用さ、人を殺したことがあるという噂話は少し本編でも触れられるのかな?や、やたら銃の扱いに優れているのは元傭兵で軍人で、そして軍人年金の収入があること、など物語上公に語られない設定がきちんと小出しされる表とリンクされていることでリアリティや物語、そしてキャラクターの存在感に厚みができるというもの。
面白すぎて座学が終わって、Day3が始まるまでの間にWiki読んじゃうよね。うん。
井登サンが仰っていて印象的だったワードは「子供に質問されて答えられない」レベルの設計はイケてない、というもの。
ユーザ像としてエピソードの行動背景やそこに至るプロセスがしっかりと裏側で設計されていることでリアリティがあり、どこから何度見ても使える有用なペルソナになります。
何度もやっていると都合の良い理想のペルソナに寄せてしまいがちなので、わかってはいるけど今一度戒めになった気がします。
指標として”子供に質問されても大丈夫”ってのはいいな!と思いました。
Day3は”ユーザー体験の俯瞰的な可視化によるアイデア発想手法”ということで、ペルソナと製品やサービスの間の理想的なストーリーを書くということで、以下の流れでワークショップを行いました。
(1)サービスコンセプトの策定
「どんなペルソナ」の
「どんなニーズやゴール、課題」を解決する(または充足させる)
「製品・サービスを端的に説明」な製品(またはサービス)
(2)その後サービスジャーニーマップに落とし込んでいく
(3)解決のためのアイデアを発想する(アイデアシートに落としていく)

まずサービスコンセプトの策定としてサービスコンセプトステイトメントシートにペルソナを元に起票したんですが、当チームはここでけっこう躓きました。
各人ペルソナの完成度に満足できておらず、以降のジャーニーマップのときもそうだったんですが、このペルソナはこんな事を思うのか?こんな行動をするのか?の迷いではなく”疑わしさ”が常に色濃くつきまとい、ワークの足かせになっていたように思います。
とはいえ、限りある時間の中でワークをしているので、とりあえず進めはしたんですがペルソナの見直しは課題として残りました。
このふわっとした中で無理くり進めたながらも学びになったのは、この時点でサービスコンセプトを絶対とせず、サービスジャーニーマップを形成していく過程でサービスコンセプトも見直しながらというアプローチになったこと。
コンセプトを打ち出したんだから、絶対守ることに固執せず、この段階で得た気づきを元にコンセプトを修正しても良いということで、ワークの進みはだいぶ良くなったように思います。
まあ…ここでもやっぱり「ペルソナイマイチじゃね?」にあたりましたが。
アイデアシートへの起票は殆どできずに終わってしまい、付箋に描いたネタを元に各人起票、宿題でやろうって感じでDay3は終了となりました。
最後に、今回はグラフィックレコーディングをしてくれてた学生さんたちが別のイベント参加で不在だったんですが、上記通りワークが難航した今回はワーク中の話を聞き逃す事が特に多くなりがちで、あとで見返して補完が出来ず、これまでのありがたみがまたよく分かりました。(すぐ手を止めて話しを聞けって感じですが)
学生さんたちが来られないってことで、入り口のDay3絵を描いてったんですが、過去にテイストを似せながらも小さくハジケてごめんなさい。
Day4はアイデアを拡張する思考法(仮)ってことで、新規事業に携わる自分としては大注目な回です。さて天気はどうなるやら。
