今からLumberyardを使うメリットってナニ?

この記事は Lumberyard Advent Calendar 2017 の12日目の記事です。

さて、今Lumberyardに興味を持っていただいている方々はたぶん既に別のゲームエンジンを触った事があるという方が多いのではないかと思います。

そして、それらのゲームエンジンは既に様々な分野で使われていて、ノウハウや事例紹介等も沢山出回っていて、初心者でもなんとか何か動くコンテンツを作る事はできてしまうのではと。

そんな中で、ドキュメントこそ日本語化されてはいたものの、これまで特に日本国内での目立った普及活動もなく、今年初めてコミュニティの皆さんのご協力によってこの Lumberyard Advent Calendar 2017 が始まったわけですが、まだまだ世間一般へ広く普及しているという状況とは遠く、がんばらなければというところです。ご協力頂いている皆様には心より感謝申し上げます。ありがとうございます!

という状況ですが、今からわざわざLumberyardを使うメリットって何でしょう?

今回は、わざわざ他のエンジンが普及している中でもLumberyardを使いたくなるメリットについてご紹介させていただきたいと思います。

  1. 完全無料
    (ライセンス、サブスクリプション、ロイヤリティ、全て無料です)
    ※制限事項としてはクラウド利用の際にはAmazon Web Services (AWS)のサービスをご利用くださいというものがあり、AWSの利用料はかかります。が、こちらはどのエンジンを使った場合でもAWSを利用すれば同じくかかるもので、それ以上にかかるというものではありません。開発チームが何人になろうと、ゲームが何百万本売れようと、Lumberyardは無料です。
  2. ソースコードも全て公開
    ソースコードもGitHub上で全て公開されていますので、問題がエンジン側のコードなのかゲーム側のコードなのか詳しく追いかけていただく事もできますし、エンジン本体に拡張が必要であればPull Requestをお送りいただく事もできてしまいます。
    https://github.com/aws/lumberyard
  3. ゲームエンジンとクラウドの強力な連携
    AWSとの連携機能はAWSの各種サービスに詳しくなくてもOK!
    プレイヤーアカウント、リーダーボード、音声再生、等は既に実装されていますし、将来的にはほら、例の話しかけられるスピーカーの機能とかもね…。
    例えば、ゲーム内にアシスタントやナビゲーターが居たとして、コントローラーで指示するのではなく、話しかけたら答えて欲しいじゃないですか。そういう夢が広がるわけですよ。
  4. ダイナミックコンテンツ
    リリース後のコンテンツ更新・追加をクラウド経由で動的に行えるので、DLCの作成やテスト・リリースの超絶面倒なお手間から開発者が解放されます。(こんなお手間に時間ばかりが割かれてしまうとか不毛ですよね)
    また、ゲーム以外の案件でも建築・都市計画・自動車・製造…VR等々、クライアントさんに納品した後でも、変更依頼が来たりするじゃないですか?そんな依頼もエディタからこうしてこうじゃ!ってやればアラ不思議、クライアントさんの手元に反映されます。
  5. 強力で柔軟なネットワーキング機能
    GridMateというネットワークサブシステムにより、サーバ・クライアントモデルやP2Pもサポートしていますが、フルメッシュP2Pでホストマイグレーションまでサポートしたアーキテクチャとなっています。ホストが(事故・故意にかぎらず)切断したらクライアント全部落とされてしまうP2Pとかイヤでしょ?ネットワークゲームを制作するならLumberyradですよ!
  6. ゲーム内での日照変化や天候変化
    エンジンの機能として日照変化の機能が備わっています。やっぱりゲームを制作していると日夜の変化を取り入れたくなったり、ゲームデザイナーさんからやりたいってお話結構出るじゃないですか?そんな機能も最初から備わっていますし。天候系のといったGEM(プラグイン)もあります。建築・設計案件等でもこの辺は凄くお役に立つものと思います。また、SpeedTreeも無料で使えるという部分もゲームはもちろん、建築分野等ゲーム以外の案件にも有用ではないかと思います。
上記GIFアニメ投稿時にMedium側で何か加工されてしまうようで、綺麗なアニメーションしていませんが、実際の画面は綺麗に日照が遷移します。

大きな特徴は以上のような感じですが、いかがでしょうか?これまであまり多くは語られてきませんでしたが、他のエンジンにはない有用な機能が思った以上に盛りだくさんではないでしょうか?

ぜひ、次のプロジェクトではLumberyardもご検討ください。:)
もちろん今のプロジェクトをLumberyardに移行したいんだけど…みたいなお話もぜひ!

それでは、明日はWheetTweetさんによるLumberyard Advent Calendar 2017 13日目「Lumberyardのインストールに関する基礎知識」です。お楽しみに!

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