イケてるしヤバい海外のFintechプロダクト vol.0:総論

多分まだ誰も見てないこのブログですが、連載企画を始めてみます。

見聞も兼ね、Bye Bye Banks で紹介されている海外のFintechプロダクト計6領域、18プロダクトを実際に自分の目で調査してみました!!
以下に総括をまとめてみます。各論は各プロダクトの回にて書きます。

今回調査したサービスの一覧

1.取りに行くスケールが大きい

日本のFintech企業の場合、業法の関係もあってか所謂銀行法の守備範囲まで攻め込んでいるプレーヤーはほぼない印象です。銀行立てちゃうとかそれ系
今回見たプロダクトの場合、既存銀行と組んでいるケースもあれば、銀行を立ててしまったりとかなり広い畑を積極的に取りに来ている印象を受けました。
マネーフォワードとかその辺がやっていることを、銀行プロダクトの1サービスとしてやっているような印象です。

2.アプリドリブン

特にEveryday Banking(≒所謂入出金などベーシックな銀行業務に近い分野)においては、各プロダクトとも徹底的にアプリに特化していました。
アプリとデビットカードですべて完結 というのがトレンディなようです。
一方それ以外の送金や投資、家計管理の分野では、基本的にPCやSPなどwebを含めたプロダクト戦略が取られています。
他のECプロダクトでもそうですが、使用頻度が高いプロダクトであればスマホで接点を獲得するのが最も効率的であり、そうでなければweb・アプリくまなく網を張って接点を獲得する という感じですかね
特に投資などは見るべきデータも多いので、変にアプリに寄せないほうが使い勝手が良い、ということもありそうです。

3.単機能

これはある意味当然の話ですが、プロダクトに紐づくサービスラインナップは基本非常にシンプル、というか1対1対応でした。
金融の場合特にですが、総合的なサービスは既存金融機関が圧倒的に強い&それやろうとするとコストが異常にかかるので、シンプルに突き抜けられる分野で勝負する、という感じですね。

と、いうことで概論をまとめてみました。
Bye Bye Banks自体UKで書かれた本なので紹介されているプロダクトは当然UK中心ですが、それでもこんなにサービス盛り上がっているんだなぁと。
一方日本では当然新しいサービスも出てきていますが、りそなのスマート口座のようにトレンドを自社内でうまく取り入れるケースも出てきています。

私は銀行の中の人なので当然後者の発想になりますが、いずれにしてもこうした事例を参考により多くの便利なプロダクトが生まれていくことを期待したい&産んでいきたいなと。