「Rails Bash #1 スタートアップRuby/Rails開発の裏側大公開」に参加しました。

Kohei Kadowaki (@kadoppe)
Kadoppe’s Blog
Published in
3 min readFeb 2, 2017

2017年2月2日に開催された「Rails Bash #1 スタートアップRuby/Rails開発の裏側大公開」というイベントに参加しました。(遅刻したので3つあるセッションのうち、最初の1つは聞けなかった。

FiNCのWeb API開発事情

篠塚史弥さん(株式会社FiNC Railsエンジニア)によるプレゼン。

Grape + rabl + SwaggerでAPIを開発していたが、ApplicationController + ActiveModelSerializer + JSON Schemaに乗り換えたという話だった。

個人的には rabl から移行した理由が印象に残った。

rabl を使うことで柔軟性高くJSONレスポンスの構造を記述できる。ただ、柔軟性が高いということが必ずしも良い方向に働くわけじゃない。柔軟性が高すぎる言語やDSLを使うことで、システム全体の一貫性を保つことが難しくなる、という課題が生まれることもある。

ルールやコーディング規約で縛ればいいじゃん、と思う人もいるかもしれない。でも、それを守らない人なんていくらでもいるし、守らせたい側もいちいちコードレビューでチェックするのは非常に高いコスト。

一貫性を重視するのであれば、そもそも柔軟性が低く、縛りが強いライブラリや技術スタックを選ぶことを考えるべき。

そんなことに気づけたプレゼンテーションだった。

Rubyコミッタのいる開発いい話

村橋健一さん(株式会社マネーフォワード Railsエンジニア)さんによるプレゼン。

マネーフォワード社には、Rubyコミッタが社員2名、技術顧問1名の合計3人所属している。そんな会社で起きたいい話を何点か紹介する、という話だった。

プレゼンの最後の方に「切磋琢磨できてわりと楽しい」という発言があって共感した。

自分にとっては、他のメンバーと切磋琢磨できるかどうかが、仕事が楽しいと思うかどうか、仕事のモチベーションが上がるかどうかの大きな分岐点。

いわゆるすごいエンジニアがいる会社って、外から見ると「どうせ、客寄せでしょ」って思う人もいるかもしれない。(実際自分もそう思うときはある)

でもそんな人と一緒に働いている人からすると、すばらしい切磋琢磨の機会なんだな、ということに気づけた。なるほど、たしかに羨ましい。

おわりに

懇親会中にブログ書いてすみませんでした。

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