中国資金調達動向2017.9.25~2017.10.8

今週では、中国での資金調達は計67件、18領域(先週より+2)、公開された1億RMBを起こる調達PJが21件。中では、EC領域では13件、19.4%でトップを占めている。大ヒットするEC、生活消費、SaaS、体育娯楽、ゲームアニメの5領域での資金調達件数が59.7%を占めている。

調達ランドで見ると、Bランド前のアーリが多く、Pre-AランドのPJが20.9%。Bランド前の調達で1億RMB超えるのが5件。そして、会社の設立時間は1999年~2017年、特に2012年以降に集中(71.6%)。

話題となったEC領域の資金調達についてすこしお話したい。

杭州垂衣(http://www.champzee.com/)は男性向けの服飾を購入するプラットフォームである。専門的なスタイストとビッグデータの分析により、男性の代わりに服飾のPackageをお勧めするサービスを提供している。

2017–09–28 Per‐A金額2200万RMB

2017–05–17 エンジェル、金額300万RMB

2016–03–08 シード、金額数百万RMB

実際ユーザーの嗜好&体型データと服飾データをスタイリストによるマーチンングを行う。美的センスが求められるため、AI技術よりはスタイリストのほうがより信頼できる。過去半年において、垂衣の一番大きな変化は、ユーザーのリピート率が30%から65%前後まで引き上げられ、単品購入は当然、推奨Packageの購買率が55%もあった。9月末時点では課金ユーザー数が8000人になったという。

私見としては、サービス対象となるユーザーセグメントがしっかり分けられているのが最初の印象。

例のように31歳、セールスマネジャーをイメージした方に、スタイルストによるお勧めされる服飾セット。

元々中国の男性は、社会人になると、仕事、家庭、親孝行と育児などさまざまなプレッシャーが社会からかけられ、見た目を重視する余裕がない人がほとんど。

そして、このサービスは、ストーリがある記事風であり、具体的なスタイルストによる具体的なパーソナルに対するお勧めすることで、商品への憧れが生まれ、購買行動を起こしやすいではないかと思う。

日本や欧米でも、厳選EC、SNS活用系、専門家による推奨系のECなど、類似サービスも多く現れていた。情報および商品が溢れ過ぎている今は、ユーザーの購買行動を効率的にしてあげるといいかもしれない。特に男性という、ショッピングにあまり時間をかけたくないようなセグメントに対して、これから期待できるだろう。

たとえば、 Trunk Club、awwwardsfashionsnap-freaks.net

消費者の嗜好は生活のスタイル、ネット上の行動習慣によってどんどん変わってゆき、次世代のECは、何らかの技術によって変化されることが遠いように感じでおり、世代のギャップから生まれる気がする。

One clap, two clap, three clap, forty?

By clapping more or less, you can signal to us which stories really stand out.