運動しない31歳のおっさんが、3ヶ月で10kg痩せて細マッチョになった件

その日僕は日本橋にあるBB7の本社に向かっていた。ダイエット成果の最終測定を行うためだ。

前職の先輩であるS水さんに提案されBB7でダイエットを始めてから、ちょうど3ヶ月(*)。まるで大学の合否発表を見に行くような気分である。

学生時代も運動部に所属することなく、吹奏楽にJAZZ、新聞、学園祭と、とことん文化系の活動に勤しんできた僕は、社会人になってもそのライフスタイルを変えることなくデスクワークに明け暮れてきた。おかげで、31歳になった僕は、おっさん体型 / 独身 / 彼女なし / 貧乏社長という、典型的な負け組人生を歩んでいたのである。

このままではいけない。本当は今ごろ上戸彩と結婚して、良き夫、良き父親として仕事と家庭を両立させているはずだったじゃないか!

※画像はイメージです。

そう我に返った僕は、本格的なダイエットを決意する。そこに偶然にもBB7のモニター利用の提案をもらい、プログラムに参加したというわけだ。そして、このブログで進捗をありのまま報告してきた。

BB7とはひとことで言ってしまえば、スマホ版ライザップ。ライザップと同様、糖質制限を基本とし、全ての食事について写真を撮って送ることで管理栄養士さんが糖質/たんぱく質量を計算し、アドバイスをくれる。大きな違いは、専用ジムがなく、トレーニングはスマホのビデオ通話を通じて遠隔で行われるということ。おかげでライザップでは30万円以上もするサービスが、3分の1の10万円で利用することが出来てしまうのだ。しかも、わざわざジムに行くことなく、家でトレーニングが出来るので、僕みたいな仕事人間でも楽に継続することが出来る。まさにスマホをフルに活用した最先端のダイエットサービスと言っていいだろう。

そして、ついにこの日、「糖質60gの制限」と「体重×1.5gのたんぱく質摂取」を3ヶ月間毎日きちんと守り(下図参照)、週3回のトレーニングを継続してきた成果が出ようとしていたのである。

時折異常値が見受けられるが、細かいことは気にしないで欲しい。

BB7のオフィスに向かうと、モニターを始めた時と同様、S水さんをはじめとするBB7の社員さんが出迎えてくれた。あの時と唯一違うのは、

…なんだか本格的な撮影スタジオが用意されていたこと。31歳のおっさんの身体を撮影するためにこんなものを用意するなんて、この人たち、少し頭がおかしいんじゃないか。

部屋に入るやいなや、さっそく着替えを促され、最終結果の測定と写真撮影が行われた。

服を脱ぎ、あられもない姿になった僕の周りを美人スタッフの方々が囲み、体重/体脂肪率等の測定が行われていく。そして、その度に聞こえる感嘆の声。うむ、これはこれで悪くない。なんだか違う性癖に目覚めそうだ。

BB7ダイエット開始前の僕の体の数値は以下のようなものだった。

体重: 70.0kg
体脂肪率: 20.9%
ウエスト: 81.6cm

いまいちピンと来ないかもしれないが、身長176cmの男性の標準体重は68kgであり、それを超えていた僕のお腹にはそれなりの贅肉が付いていた。本当はものすごく見せたくはないのだが、以下がその時の写真である。あとで自分が振り返るために撮ったものだが、これを見せないとこの記事が成り立たないことに気づき、やむなく掲載することとする。

我ながら醜い。

そして、3ヶ月経った今、これらの数値は以下のように変化した。

体重: 59.8kg (-10.2kg)
体脂肪率: 12.1% (-8.8%)
ウエスト: 69.7cm (-11.9cm)

体重だけを減らすならば、最悪カロリー制限を徹底すれば良く、自分ひとりでも出来るだろう。現に僕も数年前にそれで同じように体重を減らしたことがある。しかし、今回大きく違うのは、過去20%を切ったことがなかった体脂肪率が12%台と飛躍的に減少しているという点。これはつまり、減量をする際に体脂肪から優先的に燃焼させることに成功したということである。

次にBB7社内でプロカメラマンによって撮影された今の僕の写真である。

テライケメンだ。これなら上戸彩も、もう僕をほっとくはずがない。現にダイエット前は0(ゼロ)だった僕のモテ度は、当時から比べて30倍程度になったと言っても過言ではない。

ステータスも、おっさん体型 / 独身 / 彼女なし / 貧乏社長から、細マッチョ / 独身 / 彼女なし / 貧乏社長に変化した。

人間というのは不思議なもので、何かを達成するとさらなる欲が出てくる。よく糖質制限ダイエットはリバウンドのリスクが危惧されるが、僕としてはもう少し体を鍛えて、まるで20年前からスポーツマンだった風を演出することが次の目標となっている。たとえ、サッカーボールさえ上手に蹴ることができなかったとしてもだ。

管理栄養士さんによると、BB7ダイエット終了後は糖質120g/日以下(1食のみ炭水化物)、飲み会がある日は糖質170g/日以下くらいを目安にして生活していけば良いらしい。3ヶ月前の僕からは考えられなかったが、最近はそれほど白米を見ても発情しなくなってきているため、きっと継続することが出来るだろう。もし気が向くことがあれば、数ヶ月後にでも事後状況についても報告をしようと思う。

計測終了直後にBB7の社員さんと。白米美味しかった。あ、右側が噂のS水さんです。

いずれにせよ、経営者やビジネスマンにとって己の体は最大の資本である。健康的な生活を送れるのであらば、10万円程度の投資は十分に価値があるものだろう。僕は職業柄様々なインターネットサービスを使用するが、心の底からオススメするサービスはそんなに多くない。しかし、このBB7はメタボに悩む全ての人にオススメしたい。

よし、僕側の準備は整った。あとは貴方次第だ。世の女性の皆さんは僕にいつでもデートの申込みをしてきてくれて構わない。

それと、お金を一切受け取っていないのに、こんなに自社製品を絶賛していてもらえているBB7のS水さんは、すぐにでもトレーナーの橘沙奈先生との飲み会をアレンジすべきと思う。

それでは、また。

みなさま、快適なダイエットライフを!

BB7 by バランスセブンの詳細はこちらから

* 本当は2ヶ月のつもりだったし、2ヶ月で十分な成果が出ていたのだが、なんだか欲が出てしまって結局3ヶ月継続した。

--

--

Keisuke Kamijo
BB7糖質制限ダイエット体験記

「生協の白石さん」ブログ元管理人。Mrk & CoのCEO。DineというOnline Datingアプリを北米を中心に展開中。サービスを作ることが好きで、前職のDeNAでは日本/海外向けソーシャルゲームのプロデューサーをしていました。