何かを薦める人が薦められる人のことをどれだけ理解しているか、薦められる人が薦めてくれる人のことをどれだけ信頼しているか、でミスマッチは減るしいつか無くなる

と僕は信じている、という話。

先日久々に上京し、成田到着は20時半だったのだけれど、着いたその足で新宿に向かい、「TOmagazine」の編集やっているT君と乾杯し、共にほろ酔いで初台の「fuzkue」へ向かった、店主はひとりでカウンターに座っていた。

僕の目的は2つ。

僕が彼らに会いたいのと、互いに会いたいと言っていた彼らを引き合わせること。

どうせ放っておいてもそのうち出会うだろうと思えるくらいにウマが合いそうな二人だったので、そういう意味では目的は前者のみとも言えるか。

で、結局その日は3時近くまで3人で飲み続けることになったのだけれど、お互いの近況を報告し合う合間に梅水晶とビールを流しこみつつ、今考えていることなど、まあ、世間話にボーボーと毛が生えたような話をしている中で、二人からそれぞれオススメをいただいた。

TOmagazine」のT君からは、「シゲトミさんに会わせたいな〜」と何回も嬉しそうに言われ、22時過ぎているのにそのシゲトミさんという方に電凸してくれ「電話出ませんね〜、じゃあ、また次回上京時に!」みたいないつものグルービーな感じで、とりあえず次回に持越しとなった。
あと、映画の「ベイマックス」も薦められたけれど、僕は映画館が苦手なのでこっちはパス、いつかDVDレンタルしよう。

fuzkue」店主からは、彼の店でたまたま目に入った本について僕が口にした「この糸井さんの本、予言書って言われてまた売れてるんでしょ? ってことは、結局今起きていることが書かれているわけだから、いくら予言が当たっている、すごいと言われても、読む気にならないよね、気にはなるけどさあ。」に対して、「あ、そういう感じじゃないです、とってもいいですよ、五十嵐さんも好きなんじゃないですかー」といつもの淡々とした感じの返しをもらった。

つまり、二人からは人と本をオススメいただいたのだ。

もちろん、彼らはただ自分の好きなものを僕にただ薦めたわけじゃなくて、それらを薦める直前まで話していたことや、今まで数年付き合ってきたなりに僕のことを知ってくれているうえで、かつ、薦めるもの(今回は人と本)を自分でもしっかり咀嚼したうえできっと薦めてくれたのだと思う。

だから、どちらも素直に「シゲトミさんに会ってみたいなあ」「『インターネット的』読んでみたいなあ」と思った。

で、「インターネット的」はすぐに購入して、今読んでいる最中。
やっぱり外れていない、大当たりだ。

今の僕に必要な情報、気づきがちゃんとある。
これは予言書じゃない、いつまでも変わらない普遍的な価値観への言及なんだと思う、まだ途中までしか読んでいないけれど。

シゲトミさんにも早く会ってみたい。

これって、僕らがやっているbollardのような店でも同じで、お客さんのことを理解せずに、なぜお薦めできるのか、ということでもあるんだよなあ。

一方的に何かを薦める店にはなりたくないなあ、と。
まだまだ試行錯誤段階ではあるけれど。

あと、それと同時に、逆にbollardのことをお客さんに知ってもらう努力も必要だ。

だから、bollardは考えていることや感じていること感じたことをもっともっと外に発信したり、形にしたりする必要がある。

やることはいつまでも際限なく沢山ある、大変だ 苦笑

※補足
インターネット的」は2014年11月に再編発売されたものをお薦めします。 ↑リンク先にあります

まだ僕も読んでいないけれど、追加された後書きのような章(続・インターネット的 だったかな)がまた面白い、とどこかで見ましたので。

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