起業した経緯と思い(2)

ここから本題です。私がなぜマインドフルネスの事業を立ち上げたいと思うに至ったのか。
起業した経緯と思い(1)では、私がプレゼンスでどのような思いでコーチングをしていたか、について触れました。
プレゼンスでは、十分すぎるほどやりがいを感じていましたし、離れた今も大好きなスクールです。(実際、英語の習得を目指すならプレゼンスに行くのがお勧めです。)
2,000人を指導してわかったこと
コーチングしながら気づいたことがあります。プレゼンスの受講者は英語というスキルが圧倒的に向上します。それは下図の2階部分「スキル(技術)」に該当します。
が、実際に得られるメリットはそれだけにとどまりません。
1階部分「ファウンデーション(基礎)」も向上するのです。ビジネスパーソンにとって、この1階部分を勝ち取れることは、極めて価値があります。なぜなら、英語以外でも「汎用的に活用できる」からです。

この2階層は、たとえば
2階部分:スマホのアプリのようなもの
1階部分:スマホのOSのようなもの
と例えても良いかもしれません。
アプリをアップデートしようと試みたら、気づいたらOSまでバージョンアップしちゃった!
そんな感覚です。
ファウンデーション優位の社会がやってきた
ビジネスパーソンにとって、従来は1階部分「ファウンデーション(基礎)」はそこまで重要視されていなかったように思います。その理由は、従来までの社会は、2階部分「スキル(技術)」や知識がビジネスの成果におおむね比例していたからです。
そして、仕事の経験を積みながら徐々に2階部分「スキル(技術)」を積み上げ、”結果として”1階部分「ファウンデーション(基礎)」も少しずつ鍛えられてきました。そのペースで事足りる社会でした。変化のスピードも今に比べて緩やかで、先の見通しがしやすい社会だったのです。
しかし、時代は変わりました。
変化のスピードは圧倒的です。SHARPが過去最高益を出したのは2008年です。それから4年後2012年には3,000人の希望退職を募っています。そして8年経過した2016年(記載時点)、ご存知の通り。身売り寸前です。
今我々が立っているのは、過去経験したことのない「先の見えない高ストレス社会」なのです。分かりやすい2階部分のスキルだけでは、乗り越えるのが難しくなっています。
さらに、ITやデバイスの進化により、社会にあふれる情報量は指数関数的に増えています。メールやITツールの進化により、仕事上の判断や意思決定の回数も圧倒的に増えています。絶え間なく脳に飛び込んでくる刺激が増えると、脳が受けるストレスは増加していくことが研究から明らかになっています。
今まで以上に1階部分「ファウンデーション(基礎)」が必要なのに、逆にすり減っている。
ということが、起こっています。
意図的にファウンデーション(基礎)を強化する=マインドフルネス
では、その1階部分を意図的に強化することは可能なのか?
これが、私が何年も何年も問い続けてきたことです。結論から言うと、可能です。そしてその答えが「マインドフルネス」です。
具体的に、何をすればよいのか?
その前に、ファウンデーションが、どんな要素で成り立っているかを整理します。
・集中力が高い
・処理パフォーマンスが高い
・ストレス耐性が強い
・逆境からの回復力が強い
・アイディア発想力が発揮される
・直感が働く
・好奇心が強い
・他者に共感できる
・貢献心が強い(≒利己心が少ない)
・向上心がある
・エネルギーにあふれる
・モチベーションが高い
などです。
こんなビジネスパーソンであれば、おのずとスキルは高まり、おのずと経験は蓄積され、おのずと他者から信頼され、おのずと活躍するはず。
私はこの1階部分だけを体系化してメソッド化したい!社会に届けたい!と強く思うようになったのです。

マインドフルネスは最新科学である
「マインドフルネス」とは Google や intel などアメリカ西海岸のリーディングカンパニーがこぞって採用しているリーダーシップトレーニングです。具体的には、マインドフルネス瞑想やジャーナリングというメソッドを使って、脳の状態や機能をより良くしていくアプローチです。
トレーニングを実践すると、自己認識や自己統制に関係する脳の領域が活発になることが、脳科学や神経科学の観点から明らかになっています。リラックスと幸せの神経伝達物質セロトニンの分泌に関連する領域が活発になります。
感情や心、といった温かいものも、突き詰めると身体的な反応です。脳内の神経伝達物質の働きによって、嬉しかったり悲しかったり、という気持ちを結果として感じているに過ぎません。
酔っ払った/睡眠不足だ、という状態で気分がいつもと違うのは、脳内の神経伝達物質がいつもと違う状況になっているから、と説明づけられます。理屈は同じです。
筋トレでフィジカルを強化するように、マインドフルネスというエクササイズで心の強化が可能なのです。(正確には、脳の機能に変化を与えることが可能なのです)
根拠なき自信には根拠があった
私個人も、マインドフルネスのトレーニングを約2年間にわたり実践しています。
自覚できる効果としては、常にポジティブな思考と感情が湧いてくるようになりました。体感するエネルギーレベルが高水準にキープされています。穏やかだけれども力強い自信が、常に感じられます。
他人の言動によって自分の感情が揺れる事がほとんどなくなりました。ひとから「ポジティブなパワーもらえました」と言われることが増えました。以前よりもひとに優しく出来るようになりました。
上手くいかないことがあっても、「ああ、これも良いきっかけだったな、よし。学んだから次はきっと上手くいくぞ!」と前向きに思えるようになりました。
雑念にとらわれることがなくなったので、目の前のタスクに集中できます。
嬉しいことも残念なことも起こりますが、すべての出来事が自分にとって意味のあることなんだ、という静かな覚悟が自分の中に生まれました。
伴走者が必要
マインドフルネスのコーチングを始めてみて思うのは、英語習得のコーチングにとてもよく似ているということです。それは、
「正しいメソッドで継続すれば、確実に成果を得られる。けど、一人で継続するのは難しい」
という点です。
英語のトレーニングにはティッピング・ポイント(転換点)があります。「毎日毎日、リスニングのトレーニングを繰り返しているが、伸びを感じないんです。。」という挫折しそうなタイミングが必ずあって、往々にしてその少しだけ先に「英語が聞こえるようになった!」という転換点が訪れます。
「こっそり、一人でコツコツ英語をやっているが、伸びない」という一般の学習者は、ティッピング・ポイントの手前で立ち止まってやめてしまっていると推測されます。もちろん、やり方が正しくない場合もあります。
いずれにしても、一人で出口が見えないトンネルを走るような感覚が、あるものなのです。
その孤独感は、本当によく、わかります。
マインドフルネスのトレーニングでも全く状況が起こっています。情報感度の高い方は、ひとりマインドフルネスのトレーニングにチャレンジしては、惜しいところで挫折してしまっている。これがもったいない。
マインドフルネスのトレーニングには、仲間やコーチなどの伴走者が不可欠なのです。
近い将来、スポーツジムでエクササイズをすることと同じような感覚で、多くのビジネスパーソンがマインドフルネスのトレーニングを実践しているはずです。
多くのアスリートや経営者もマインドフルネス瞑想を実践しています。ジョブズもビル・ゲイツも瞑想実践者です。ジョコビッチも松岡修造さんも瞑想実践者です。
個人のファウンデーションが強化されることによって、個人も組織もビジネスの成功をおさめる。そうして社会全体が活力を増していく。
そんなビジョンを思い浮かべながら、Includer Mindfulness Workshop をスタートさせました。我々には、きっと素晴らしい未来が待っていると確信しています。
こんなことを、今、考えています。
(最後まで読んでくださり、ありがとうございます!)
~4週間でビジネスパーソンをハイパフォーマーに~
Includer の マインドフルネス・ワークショプ
http://mindfulness.includer.net