東南アジアでの企業と人の新しいコミュニケーションの形とは

Kazuki Kunimoto
4 min readJun 1, 2019

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事業を初めて7ヶ月、ちょっと遅過ぎるかもしれないですが、ようやくめちゃくちゃ納得がいく東南アジアで僕たちfreecracyが自信を持って打ち出したいプロダクトの形が見えました。それを出来るだけシンプルにSpeaker Deckに纏めてみました。

https://speakerdeck.com/kazuki1115/dong-nan-aziadefalsexin-siicai-yong-bizinesusnsfalsexing

僕たちは「Curiosity makes world “Flat” and “Vivid”」というビジョンの元、採用、クラウドソーシングを含めた新しい働き方のプラットフォームを作ろうとしており、その結果、片方どちらかというとユーザー側の視点に寄り過ぎていました。

ただプラットフォームは双方にとってとても重要で、両方に対してリンクする施策を考えなければならないということに気づき、今度は企業側に対しての価値を考え、その中で競合他社はどの様な価値を企業側に提供しているのかをリサーチしました。

その結果、面白いことが2点わかりました。

1点目は、どこの人材会社も企業側の価値を「たくさんのCV(履歴書)を受け取ること」としていたことです。日本ほどではないにせよ、人材会社が乱立するベトナムの中で、それ以外の価値を提供している会社はなかったことに驚きました。

2点目は、ユーザーに続き、企業側の意味や価値をより深く考えれば考えるほどそれらは繋がっており、独立して考えることは不可能であることです。Techとしてやっていてよかったなと思ったのは、ビジネスモデル、デザイン、開発と落としていくファネルの中でデータベース設計などを考える(メインで考えてくれているのはCTOですがw)とどうしても将来のプロダクト・設計思想に立ち戻ります。その際の気づきはとても大きいものです。

そして、双方にとって価値を生み出し、同時に滑らかに繋がり、楽しくワクワクできるプロダクトとは何かをCTO、CPO、UIUXデザイナーと4名で早朝やら終業後などの時間を使い、議論し尽くしました。構図は「こんなことやりたい!あんなこともやりたい!」「これ絶対面白いっしょ!」という僕CEOとUIUXデザイナー、それに対して激しく「それって必要?意味ある?」「こういう時どうするの?」「それするんだったらほぼ一から作り直しですよ!」という激しいツッコミを入れるCTO、CPOという感じでした。

今までの経験や年齢、リスク許容度、楽観度合が全く違う4名でのディスカッションは時に苛立ちを感じながら時に喜びを、そして新しい気づきを得ることができる楽しく苦しいものでした。

もしかすると「こんだけ語って、気づいた形ってこれ?」って思われるかもしれないですが、120%の自信があります。起業家は自信がなくても自信があるように振る舞うものですが(そうしなければならないと思ってます)、今回は150%(増えたw)イケると思っています。

いよいよ来週新しい企業ページをリリースします。ドキドキ。

でももはやその企業ページという言い方さえ少し変な気がしています。これは企業だけでは成り立たない、新しい企業とタレントのコミュニケーションプラットフォームであり、たまたま企業様のUIが企業ページであるというだけなので。

土曜の朝、静かなホーチミンの隠れ家カフェにて一気に書いてみましたが、スライドを見て頂けると嬉しいです。コメントもらえるともっと嬉しいです!

みなさん、よろしくお願いします〜!

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