夢を持つことは本当に良くないのか

タモリさんがテレビ番組で「夢があるようじゃ人間終わりだね」と発言されたそうで、主旨としては以下にまとまっています。

番組を見ていないので詳しい文脈はわからないのですが、テキストだけでも示唆に富んでいると感じます。

●で、おもしろいのはですね「なぜ夢を持つことが美徳だと感じるようになったのか」ということです。夢を持っている人がみんなつらそうだったら、こうはならなかったんじゃないかと。明日のために今日を犠牲にしている人ばっかりで、報われるのは本の一部。そんなのはつらいじゃないですか。嫌ですよね、つらいの。僕は嫌だ。

●僕はですね、この話の本質は「今日を(あるいは今を)楽しんでいるか」ということだと思うのですね。以前も似たような事を書きましたけど、心の底からやりたいことや成したいことがある人ってね、それに向かっていく毎日が楽しいわけですよ。それを見ていた毎日つまらなく生きている人がですね、「あいつはなんであんなに楽しそうなんだ→あいつは夢があるから毎日楽しくて充実しとるのか→夢を持つということは大事だ」みたいになったんじゃないかなと。

●つまりですね、夢ってものは、楽しく生きるための手段でしかないわけです。それがあたかも生きる目的のように扱われるのがタモリさんは嫌なんじゃないですかね。「夢があるようじゃ人間終わりだね」というのは、「無理に夢を語っているようじゃ人間終わりだね」と言えるんじゃないかなと。だからですね、毎日を楽しく充実させる源泉が夢だったら、それはそれでいいと思います。いずれにしても、毎日おもしろいのがいいですね。

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