ケースメソッド教授法セミナー
での学び Vol.1

慶應ビジネススクールで行われた「ケースメソッド教授法セミナー」のアドバンス・モジュール。今回は、はじめてディスカッション・リーダー(DL)を経験しました。

通常の学部生向けの、スペイン語クラスとは違った発見がたくさんあったので振り返りの意味で書いておきたいと思います。

まずは、事前準備。
60分の授業の組み立てを、言語化し文章にして他者に説明し、フィードバックをもらう。ということを何度も繰り返し行いました。

今回は、KBSのケースメソッドご担当教授と他博士課程の現役大学先生、外部の方で実際に地方自治体で人事研修を多数行っている方に
チームティーチングで指導していただきました。

アドバンス・レベルともなると、求められるレベルが
「この授業にあなたは時間とお金を払えますか?」というはっきりとした問いになっているため、準備段階から非常な緊張感を伴いました。

【事前準備】
課されたケース(事例研究をもとに書かれた教材)をもとに
・教育目的の設定
・目的を達成するために参加者に獲得してほしい知識
・獲得させるための具体的なステップ・構成
・ディスカッションを誘発する設問と発問
・リソースパーソン(ディスカッションの円滑化に貢献できる
バックグラウンドをもった人の特定)
・板書計画

ここで、まず、気がついたことは、
ケースを読んであたまのなかにもやっとある
教育目的というものを、他者がわかるように、かつ、納得してもらえるように言語化・文章化するということがいかに難しいことか、ということ。

例えば、
「マーケティングの基礎的な知識を獲得し自分の業務に生かす」
などというレベルでは到底、ケースメソッドの「教育目的」とはいえない・・・。

「だったら、マーケティングの講師がきてレクチャーしてくれたほうがいいよね?」という反論に答えられるようなものになるのか?

この「教育目的」設定に2週間もかかりました。

語学の場合、特に、初級の段階では「直接法現在の動詞活用を覚える」「命令形を使うことができる」のようなcan do シラバスで十分、授業が成立するので、そもそもそれをこの教授法で行うことに意味を持たせるためにはどうしたらいいのか?というところまで、事前の段階で議論を重ね悩みに悩みましたが、正直、当日までに明確な答えがでなかった・・・という体験は貴重なものでした。

案の定、授業後のフィードバックは非常にキビシイものになりました・・・

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