Googleフォームのメール通知を指定したアドレスに送る方法(Google Apps Script使用)

Kazunori Kamiya
4 min readMar 14, 2019

*2019年12月追記

こんにちは、株式会社バカンの神谷です。この記事は、バカン (Vacan) Advent Calendar 2019の5日目(12/5)の投稿です。今回は、Googleフォームをより便利に使う方法を1つご紹介したいと思います。

とある日に仕事で、Googleフォームで回答が来た際に、メール通知を特定のアドレスに送りたいと言われました。

調べていたら、Google Apps Script(以下、GAS)を利用すれば凄く簡単に可能だとわかったので、備忘録も兼ねて残しておきます。

適当にフォームを作ったら、まず右上の点が3つ並んだところをクリックして、スクリプトエディタを開いてください(赤枠で囲ったところです)。

そうするとエディタが開くので、そこに以下のスクリプトをコピペしてください。

function sendform(e){
var items = e.response.getItemResponses();
var msg = '';
for (var i = 0; i < items.length; i++) {
var item = items[i];
var q = item.getItem().getTitle();
var a = item.getResponse();
msg += q + ': ' + a + '\n\n';
}
GmailApp.sendEmail('送りたいメールアドレス', '返信メールのタイトル', msg);
}

「送りたいメールアドレス」のところは、カンマ区切りで幾つでもメールアドレスを指定することができます(’aaa@gmail.com, bbb@gmail.com’のように、’’内にカンマ区切りで書き込んでください)。

「返信メールのタイトル」も、自由に変えることができるので、皆さんのお好きなようになさってください

これだけでフォームの質問タイトルや回答が全て通知メールに出力されるので、非常に便利です。

それ以外は基本的にこのスクリプトをいじる必要はなく、あとは上のスクリプトが実行されるようにするためのトリガーの設定です。トリガーの設定を忘れると、フォームが送信されても通知が来ないのでご注意を。

トリガーの設定は、エディタ画面から、編集→現在のプロジェクトのトリガー、の順にクリックすれば今書いているスクリプトを実行するためのトリガー設定画面に遷移します(下記参照)。

そこから具体的なトリガーの設定については、以下のスクショを参考にしてみてください。特別難しいことはなく、実行する関数(今回はsendForm)を選び、いつ実行されるかを選ぶだけです。

こうすれば、フォーム送信時に指定したアドレスに質問と回答内容が飛んできます。ちょっとしたことで色々便利になるGAS、もっと深く勉強してみます。

参考

FormAppによるフォームの集計と作成 (5/5)

最後に

バカンでは、一緒に働く仲間を積極的に募集しています。興味のある方は、バカンのWantedlyをチェックしてみてください。

--

--