分散型メディア時代の戦い方

みなさんこんにちは、川上です。

コンテンツに魅力のない、もしくは、自力では求めるPVを稼げないメディアは、プラットフォームへの依存度が高くなりがちな昨今です。そのため、ユーザーにとっては、どこでなにを読んでいるのか、そして、その記事はどのメディアから発信されたものなのか、区別がますます難しくなっているのではないでしょうか。

今回は、そんな状況を打破するための1つの解決策を提示出来ればなと思います。小さな工夫や取り組みが、長期的に見た際、メディアそのものへの想起性を高めるのではないでしょうか。

それではどぞどぞ。


冒頭/末尾にメディアを想起する仕掛けを作ろう

友人知人がソーシャルでシェアしたコンテンツを、あなたはどのメディアのものなのか、注意深く意識したことはあるでしょうか。もしくは、Yahoo!ニュースなどで流れているニュースのソースがどこのメディアのものなのか、頭の中で区別して読んでいたり、まさにいま記憶に残っていたりしますでしょうか。

現在、多くのWebメディアは様々なポータルサイトや大手Webメディアと連携し、流入口やPVを増やそうとしています。Yahoo!しかり、東洋経済オンラインしかり。特に、東洋経済オンラインに関しては、徐々にプラティッシャー化を強めているように感じます。ただ、情報接触の入り口を増やしたはいいものの、どのメディアの記事なのかまでユーザーは認識しづらいのではないかと思うのです。


プラットフォームからの流入は、メディアにとってPVを増やす上では非常に期待できるのかもしれません。ですが、結局メディアとしての色や価値を下げてしまい、ひいてはプラットフォームの収益化を促進しているだけという考え方もできなくはありません。どのメディアの記事なのかが価値にならなくなってくるとすれば、それは前述した個人の力量次第になってくるのであり、結局メディアとしての存在意義や差別化、魅力そのものはユーザーには届き辛くなってしまう一方です。

その打開策として、記事の冒頭や末尾にメディアそのものを想起させるような工夫が必要になってくるのではないかと思います。必ずロゴをいれる、動画で再生されるようにする、バナーが挿入されていてそれが動く、などが当てはまるかと思います。

コンテンツの質を高める、どこで読んでも「あのメディアの記事だ!」と記憶および想起してもらえるような色づけをする。それ以外に、そもそもコンテンツを読む前や読んだあとに「このメディアのコンテンツなんだよ」とアシストしてあげる、そんな工夫がなされていくのではないかと思います。

ほなまた。

*この記事は「2017年〜2019年における、日本のWebメディアに起こりうる変化予測」第六回目です。